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この夏は“リアル”な恐竜に会いにいこう! 「恐竜どうぶつ園」が日本初上演!

フォルサ

リアルな恐竜ショーが楽しめるとして海外で話題の「Erth’s Dinosaur Zoo 恐竜どうぶつ園」が、初来日しました! オーストラリアで誕生し、世界各地で上演されている同作。その記念すべき初来日ツアーが8月28日まで、全国各地で行われます。舞台にはリアルに動く恐竜のパペットが登場するほか、客席に降りてくるパフォーマンスもあるそう。

まるで恐竜時代にタイムスリップしたような感覚が味わえるとのことですが、実際どうなのでしょうか。実態を探るべく、先日行われたゲネプロ(本番同様の通しリハーサル)を見てきましたのでその様子をレポートします。

リアルな恐竜に子どもも大人も大興奮!

会場に入ると、そこは熱帯雨林が生い茂る古代ジャングルのよう。動物や鳥の鳴き声が聞こえてきます。やがて、動物園の飼育員の姿をしたMCのMAYUさんと3人のパフォーマーが登場し、MAYUさんの語りかけでショーが進んでいきます。MAYUさんのトークに観客がリラックスしてきたころ、おまちかねの恐竜の登場です。さっきまでの和やかなムードが一転、観客席がどよめきます。

パフォーマーに抱っこされながら出てきた小さな赤ちゃん恐竜は、とっても愛くるしい表情をしています。そのリアルすぎる顔つきや表情の変化に、舞台に上がった子どもたちも興味しんしん。恐る恐る、1人、また1人と恐竜の頭をなでていく様子はちっちゃな勇者のようでほほ笑ましくなります。

次に登場したのは、大きなトンボのような姿をした「メガニューラ」。舞台上に上げれたお母さんはちょっぴり怖そう。突然、メガニューラが舞台を降りてバサバサと観客たちのもとへ。予期せぬ事態に観客席は大騒ぎです。ショーにはこうしたサプライズが隠されているため、筆者はドキドキしっぱなしでした。

「レエリナサウラ」はかわいらしい大きな瞳が特徴の恐竜。大型犬くらいのサイズなので子どもたちも余裕の様子で触っています。しかし次の瞬間、不気味な音と赤い照明に照らされて今回の目玉ともいえる新作パペットの肉食獣「アウストラロヴェナトル」が現れると、子どもたちはパニック状態に。大きな体と鋭い歯が目の前まで来たときは、大人である筆者でさえ生きた心地がしませんでした。

楽しく生態系を学べる演出

パペットだとわかっているのに、その細やかな動きに「生きているのではないか」と錯覚してしまうほど見事なショーを見せてくれた「恐竜動物園」。

ただ恐竜に触れるだけで終わりではなく、その恐竜や恐竜が生きた時代についてもわかりやすく説明してくれるので、子どもたちも楽しく恐竜時代を学ぶことができたようです。

上演期間中は終演後、恐竜たちがロビーに出てきてくれるそうなのでぜひ遊びに行った際は恐竜たちとの写真撮影もお忘れなく。

「恐竜どうぶつ園」は、全国24会場で68公演、33日に渡って公演予定。すでにチケットが残り少なくなっている会場もあるようなので、希望者は早めの購入がおすすめです。

(取材・文/フォルサ 岩崎弘美)

<公演概要>
公演名:Erth’s Dinosaur Zoo 恐竜どうぶつ園
開催期間:上演中~8月28日(日)
開催地域:札幌、仙台、東京、千葉、埼玉、神奈川、大阪、福岡ほか
上演時間:60分(休憩なし)
入場料:全席指定 3,000円(税込み)(一部地域は料金が異なります)
年齢制限:3歳以上有料、2歳以下膝上鑑賞無料。ただし座席が必要な場合有料
サイトURL:http://www.dinosaurzoo.jp/

※この記事は2016年07月26日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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