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みんなどれくらいしてる? 職種によってこんなに違う! ちょっと気になる「残業事情」

ファナティック

会社によっては「ノー残業デー」を設けていたりもしますが、職種や会社の事情によっては簡単に減るものではないのが残業。人員削減などの影響で以前よりも増えているという人もいるかもしれませんね。今回は、世の女性たちがどのくらい残業しているのかを職種と合わせて聞いてみました。

0~30分程度

・「30分。秘書。まわりの先輩方は早く帰ろうという意識が低く、私語が多く、仕事もダラダラやっている。わたしは早く帰りたいので必要最低限の会話しかせず定時に帰りたいのだが、定時の時点でまわりの先輩方はみんな帰る気配がないので、なんとなく帰りづらい」(29歳/その他/秘書・アシスタント職)

・「20分程度。介護職。ボランティア時間と称され、残業手当等はつかない」(23歳/医療・福祉/専門職)

・「仕事が滞っていても逆に残業させてくれない。パソコンの使用方法などを説明、パソコンの納品、修理など。残業がきっかけでお客様と仲良くなっていってタメ口で話すようになった」(28歳/情報・IT/技術職)

残業時間がそれほど長くない女性も少なくはないようですが、たとえ30分程度とはいえ帰りたいのに帰れないという状況はイライラしそう。しかも仕事ではなくダラダラ残っているだけの先輩に付き合うだけというのは、時間の無駄に思えそうですし、毎日のことになるとバカにならない時間ですよね。

1時間くらい

・「1時間くらい。不動産の紹介、現地の案内、契約、受付。お客さんの都合で現地の下見の時間が本来の営業時間外」(28歳/不動産/販売職・サービス系)

・「1時間ぐらい。システム運用。大きなシステム障害が発生したときに人手不足になると電話応対等」(22歳/情報・IT/技術職)

・「1時間半。エクセルなどを使っての資料作成、電話応対など。決算時期や予算作成の際に残業時間が長くなる」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「1時間くらい。助産師。先輩が残ってるいると帰れない」(26歳/医療・福祉/専門職)

業務が忙しくなる時期や急な来客対応などで、突発的な残業をすることになるという人も多いようですね。そのときにやらないといけないことがあって残業となるのは、仕方ないと思う部分もあるかもしれませんが、そのせいで残業が恒常的になっているのなら会社にも何かしらの対応をしてもらいたいと思いますね。

3~4時間

・「3時間。看護師。毎日3時間程残業。残業代は上司の加減で支給されるため、サービス残業が当たり前」(25歳/医療・福祉/その他)

・「4時間。福祉施設職員。9~17時は利用者さん対応になってしまうので、早く来るか遅くまで残って、事務仕事をしなくてはならない」(31歳/医療・福祉/専門職)

・「3時間。伝票処理、電話応対、お茶出し。締め日以外はサービス残業当たり前」(33歳/その他/その他)

毎日の残業が3~4時間というハードな仕事をしている女性も。しかも、残業代が全て給料に反映されるわけではないようで、いわゆるサービス残業が当たり前のようにもなっているみたいですね。本来の業務以外の雑務が残業必須の状況を作り出すことも少なくないようですが、せめて残業代は支給してもらいたいものです。

残業したくてもさせてもらえない人もいれば、残業が当たり前のようになっている人もいるようですが、みなさんの残業事情はいかがですか? サービス残業には問題があるという声は以前から聞かれるものの、完全になくなってはいないようですね。残業代がもらえないのはおかしいと思っていても、周りの雰囲気を見ていると自分からは言い出せないという人もいそう。職種によってやむを得ない残業もありそうですが、納得できない残業も少なくなさそうです。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2016年4月にWebアンケート。有効回答数406件(22~34歳の働く女性)

※この記事は2016年04月12日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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