面倒臭い? 楽しい? 働く女子の本音「会社の飲みニケーション」は必要!?
お酒の席で、コミュニケーションを取り、お互いのことをよく知り、仕事が円滑に進むようにする、という意味が含まれている、いわゆる「飲みニケーション」。新年会や忘年会などのほかに、定期的に飲み会の企画が組まれる職場に勤めている人も多いことでしょう。そこで今回は働く女性のみなさんにこんな質問をしてみました。
Q.「飲みニケーション」って必要だと思いますか?
「必要」……37.5%
「不必要」……62.5%
おじさんや、上の立場の人ほどやりたがるというイメージがある「飲みニケーション」。若い世代にはやはり不評なようです……。では、それぞれの回答を選んだ理由を見てみましょう。
<「必要」派の意見>
お酒を飲むときにしか見せない一面も
・「飲み会で意外な人柄が見えたり、関係性がよくなったりすることもあるから」(32歳/不動産/秘書・アシスタント職)
・「知らない一面を見ることができたりする」(26歳/運輸・倉庫/営業職)
・「お酒が好きなので、職場とちがう場所で、ワイワイするのが苦痛じゃないし、たまには意外な一面も見られるのでいいと思う」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
お酒は普段張り詰めている神経をリラックスさせる効果があります。そのため、仕事中は見られない意外な一面を見る機会が増える、ということも。それはいい面か悪い面かは分かりませんが……。
仕事中はあまり話せないし……
・「仕事中にゆっくり話をする機会がないから」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「飲み会は本音が聞ける場所だと思うから」(27歳/建設・土木/事務系専門職)
・「お酒を飲んだほうが打ち解けられるので。その後の仕事も円滑になることもあると思う」(33歳/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)
とにかく忙しくて、なかなか業務中は砕けた会話ができない職場も少なくありません。そういう職場の人たちにとって、飲み会の場は、本当に大切な交流の場なのかも。
では次に、過半数の女性が支持した「不必要」派の意見を見てみましょう。
<「不必要」派の意見>
仕事中にコミュニケーションを取ればいい
・「いらないから。仕事の時間内でコミュニケーションをとればいいだけの話なので」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「飲まなくてもコミュニケーションはとれるので」(30歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「会社でコミュニケーションが円滑にとれていたら、大丈夫だと思う」(31歳/学校・教育関連/専門職)
働くもの同士できちんと会話できるような職場に勤めているのならば、いちいちコミュニケーションをとるため、という名目で飲み会を組まれるのはちょっと面倒に感じるでしょうね。
ストレスはんぱない!
・「部下は結局気を遣うはめになるから」(26歳/情報・IT/事務系専門職)
・「ストレスがたまるだけ」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「くだらなすぎる。おじさんたちの相手をするのが嫌すぎる。ホステスにでも話してればいいのに。会社の女子社員とホステスを勘ちがいしてるのではないか?」(33歳/金融・証券/専門職)
飲み会って、楽しいものだけではないのが現実……。上司や先輩のありがたくない自慢話や、悪口を聞かされ、尚且つ気を使わなければいけない場なんて、できれば行きたくないですよね。
まとめ
「飲みニケーション」を推奨する職場や上司さんたちは多いですが、働く若い女性たちの間ではブーイングもの。節目、節目の飲み会は必要かもしれませんが、参加者が心から楽しめない飲み会を催すのはいかがなものか……。上の立場の方々には、ぜひ職場の雰囲気を読んで、飲み会をするかしないか、考えて頂きたいものですね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数208件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2016年03月25日に公開されたものです