イケメントレーナーが教える「むくみ解消ストレッチ」
長時間のデスクワークのあと、下半身がパンパンにむくんでしまった経験はありませんか? ヒールがきつくなって履けなくなってしまったり、脚が太く見えてしまったり……。こんなやっかいなむくみの症状に悩まされたとき、自分でできるセルフケア方法がわかっていれば安心ですよね。そこで今回は、ストレッチ専門店「e-stretch」で代表を務めるトレーナーの武田敏希さんに、季節の変わり目に起こるむくみのメカニズムと、お家で簡単にできる「むくみ解消ストレッチ」を教えてもらいました。
イケメントレーナーが解説! 下半身のむくみ解消ストレッチ
・その1「筋膜リリース」
足の裏の筋膜が縮まっているせいで、この部分に血液や水分がたまってしまっている人がほとんどです。したがって、足の裏に圧をかけ、筋と表面の膜にアイロンをかけて血液をスムーズに流してあげるのがむくみ解消のポイント! これをやるだけで、下半身全体のむくみがすっきりするはずですよ。
(1)ゴルフボールや軟式野球ボール、テニスボールなど、手のひら大の大きさのボールを用意する。
※POINT:足の裏の筋肉が固い人は、柔らかい素材のボールを選ぶと◎。ボールは少しずつ固いものに変えていきましょう。
(2)ボールを足の裏の下に置き、以下の3つの動きをする。
1.プレス:痛いと感じるところまで、ボールに体重を乗せる。
2.スライド:足の裏でボールをグリグリ転がす。
3.ムーブ:プレスの状態から、足の指を閉じたり、開いたり(=グー・パーの動きを)する。
・その2「股関節の筋肉伸ばし」
働く女性は、デスクワークなどにより、座った姿勢でいる時間が1日の大半を占めているのではないでしょうか。座っているときは、股関節の筋肉は縮んだ状態になります。そのまま放置していると、筋肉が伸びにくくなってしまったり、股関節の稼働率が低下したりと、血流が悪くなる原因になるので要注意! この部分の筋肉を伸ばすストレッチも、むくみ解消に効果的です。
(1)右脚の膝を曲げ、前後に開脚する。
(2)左脚を“最大伸展(脚を伸ばせる最大限の位置)”までうしろにひき、股関節まわりの筋肉を伸ばす。
(3)脚を替えて、(1)~(2)と同様の動きを行う。
<まとめ>
いかがでしたか? むくみの症状が起こりやすいこれからの季節。しっかりケアをしないと、下半身がパンパンに膨れて、大変なことになってしまうかも……!? そうならないためにも、武田さんオススメのお家でできる簡単ストレッチを実践して、健康的で美しい身体づくりをめざしてみてくださいね。
(監修:武田敏希、文:マイナビウーマン編集部)
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URL:http://e-stretch.jp/
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※この記事は2016年03月19日に公開されたものです