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働く女性の出産タイムリミット調査 あなたは何歳ですか?

ファナティック

結婚する年齢に法律的な決まりはないのに、世の中で結婚適齢期と言われるのはやはり出産が関係してくるから。結婚は何歳でもできますが、女性が出産できる年齢は限りがあります。働く女性は何歳を出産のタイムリミットだと考えているのでしょうか。社会人の女性に聞いてみました。

Q.ズバリ、あなたの考える出産タイムリミットは何歳ですか?
25歳以下 0.5%
26歳~28歳 7.0%
29歳~30歳 20.5%
31歳~35歳 54.5%
35歳以上 17.5%

8割以上の女性が、35歳までをタイムリミットとして考えているようです。それぞれの理由を見てみましょう。

26歳~28歳

・「20代のうちは体力があるから」(30歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)

・「高齢出産はリスクが高いです」(23歳/その他/その他)

医療の発達に伴って、高齢出産時のリスク管理のレベルもどんどん上がってきているものの、出産時は相当の体力を消耗します。体力がある20代のうちにと考えるのも無理はないでしょう。

29歳~30歳

・「30歳を境に自然着床率が大きく下がるから30歳までに産みたい」(24歳/生保・損保/事務系専門職)

・「子育て後にも遊べる年代であることを考えると30までだと思うので」(25歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

着床率は個人差があるので断定的なことは言えませんが、子どもを産むのにもっとも体が適している時期というのは確かにあるでしょう。無理をせずに出産、子育てをして、その後の人生を楽しむとなると、30歳が目途になってくるのかもしれません。

31歳~35歳

・「35歳を超えると羊水検査が必要になり、精神的にも身体的にもあらゆるリスクが増えるから。また、子供が社会人になる頃には50歳を過ぎるため、自分の病気リスクを考慮して」(29歳/生保・損保/専門職)

・「もし3人欲しいなら1人目はこのくらいでないと辛い」(31歳/金融・証券/事務系専門職)

・「健康に出産でき、その後も仕事と家庭の両立を考えると、30代前半が限界だと思う」(29歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

出産時のリスクはもちろんですが、子どもは産んで終わりというわけにはいきません。その後に待っている子育てを考えると、体力的にも金銭的にも現実的に考える必要が出てきます。まだまだ学費がかかる頃に仕事ができない状況になるのはやはり厳しいものがあるでしょう。

35歳以上

・「医療のサポートがあれば40前半まではいけると思ってる」(32歳/自動車関連/技術職)

・「まだ結婚してないので遅くなっても産みたいので」(34歳/金融・証券/専門職)

女性の平均寿命は昔よりも格段に長くなりました。やがて人生80年とも言われなくなるでしょう。当然、出産の適齢期も変化しています。長く仕事をしてきたことで経済的にも余裕があるというメリットもあります。

まとめ

出産は女性にとっては命を懸けた一大イベントです。人生のターニングポイントとなる場合も多いため、どこにそのポイントを置くかは周囲の人が決められるものではありません。焦ることなく自分にとってベストな出産時期をしっかりと見定め、無理のない人生設計を立てていきましょう。

(ファナティック)

※『マイナビウーマン』にて2016年1月にWebアンケート。有効回答数171件(22歳~34歳の働く女性)
※画像はイメージです

※この記事は2016年02月26日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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