矢沢心「出会いが結婚につながった理由とは? 選ばれる女性になる秘訣」vol.1
格闘家の魔裟斗さんと約6年の交際期間を経て2007年に結婚し、現在は2児のママとして仕事と子育てに励む女優の矢沢心さん。仕事と家庭を両立し、働く女性たちがあこがれる結婚生活を送っています。今回はそんな矢沢さんに、出会いのエピソードや男性の見極め方について聞きました。
●「ビビビッ!」は本当にあった!? 出会いのエピソード
矢沢さんが、夫の魔裟斗さんと出会ったのは19歳のとき。そのころの矢沢さんには、実は結婚願望はなかったと言います。
「10代だったということもあるとは思うのですが、結婚に対してあこがれはなく、むしろ『私は結婚しないだろうな、結婚に向いていないだろうな』って思っていました。仕事も忙しかったので、そういう意味でも結婚したいと思うことはなかったんです」
そんな矢沢さんですが、魔裟斗さんとはじめて出会ったとき、ビビビッと来たそう!
「まだお付き合いをしていないし、自分でも『なんだ、なんだ!?』という気持ちでしたね。本当に出会ったばかりなのですが、『この人と長く続いたら結婚してもいいかも』という感じでビビビッと来たんです。松田聖子さんの『ビビビ婚』というのが印象的だったので、『ビビビッ』って本当にあったんだ! と思いました」
付き合う前なので、電撃婚を考えるくらいの「ビビビッ」ではなかったというが、魔裟斗さんとの出会いが強く印象に残ったという矢沢さん。出会ったときは、友人の友人つながりだったと言います。
「友人と待ち合わせをしていて車で向かっていたら車が故障して止まってしまって、そこに友人も駆けつけてくれて一緒にJAFを待っていたんです。たまたま通りかかった彼が偶然にも私の友人と知り合いで『どうしたの?』と声をかけてくれたんです。
友人が『矢沢心ちゃんの車が故障したから、ここで業者を待っていて……』と言うと、彼が『どのくらい待つの?』と言ってきて、2~3時間待つことを伝えると、『じゃあ、お茶して待ちますか?』という風に彼が言ってくれました」
車のトラブルから、共通の友人のつながりで出会った矢沢さんと魔裟斗さん。矢沢さんがビビビッと来たのは、初対面での数分間だったそう。
「共通の友人が紹介してくれたときですね。出会って5分も経たないとき、自己紹介をしているタイミングでビビビッと来ました。まだ付き合ってもいないし、『おいおい!』って頭の中でツッコミを入れていました(笑)」
出会ってすぐに運命を感じる瞬間があったという矢沢さん。そこから付き合うに至るにあたって、相手の男性を見極めるポイントはあったのでしょうか?
「車の業者を待っている間、2~3時間一緒にいたのですが、彼は10代の私にはすごく大人な男性に見えたんです。わかりやすく言えば、イマドキで女慣れしていそうな印象の見た目なのに、実際は(初対面の私に対して)敬語で、ファッションもお洒落で、ガツガツしていなくて、ギャップがありました。対応が紳士だったんです。見た目がチャラくて、態度もチャラかったら、その先会っていなかったかもしれません」
敬語で話し、ていねいな対応をする魔裟斗さんだったからこそ、好印象を持ったと言います。
「初対面での印象は大事だと思います。私にとって、彼の最初の印象は『落ち着いているんだろうな』というものでした。私が元気な性格でもあるので、2人とも元気だとアンバランスになってしまうかもしれないと思うのですが、彼がいい具合にまとめてくれるという関係は、昔からあったかもしれないですね」
では、出会ってからの最初のデートはどんなきっかけだったのでしょうか?
「彼のことを『誠実な人だな』と思う程度だったのですが、そのあと彼から『今度ご飯に行きませんか?』という敬語のメールが来て、私は『あ、敬語なんだ』と思いながら(笑)、『じゃあ、ぜひ』と承諾しました」
順調に発展しそうなエピソードですが、お付き合いに至るには大きな壁があったようです。
次回は、矢沢さんに、気になる告白のエピソードをお聞きします。
(続きを読む)女性からの告白はアリ!? 交際のきっかけとは?
■プロフィール
矢沢心さん
1981年、東京都生まれ。2007年にK-1選手の魔裟斗氏と結婚、2012年に長女、2014年に次女を出産。2児のママとして仕事と子育てを両立し、女優、タレントとして幅広く活躍中。アスリートの妻として、ヘルシーレシピの研究も熱心。2009年4月22日に『矢沢心の 簡単&ヘルシー★レシピ』(INFASパブリケーションズ)が発売。2015年10月01日からは、夫婦初のレギュラーラジオ『笑顔のミナモト』(ニッポン放送)がスタート。また、11月28日に『妊活スタイル2016』(コスミック出版)が発売。
矢沢心オフィシャルブログ「コロコロこころ」
http://ameblo.jp/yazawa-shin/
※スカート 7,400円(ランダ)、ピアス 60,000円(トーカティブ)、その他スタイリスト私物
(取材・文:橋元理恵/マイナビウーマン編集部、撮影:宇高尚弘/HEADS、ヘア&メイク:八角恭/NUDE、スタイリスト:中井綾子)
※この記事は2015年12月11日に公開されたものです