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東京の人が「冷たい」と言われる理由

ファナティック

「東京の人は冷たい!」と思ったエピソード

地方から上京してきた人からよく言われるのが「東京の人って冷たい!」という言葉ですよね。誰かが転んでもさっさと足早に通り過ぎる人が多かったり、同じマンション内でもあいさつをしなかったり、いろいろと思うところがあるようです。今回はそんな「東京の人は冷たい!」と思ったエピソードについて、上京経験者に聞いてみました。

見て見ぬふり

・「困ってる人がいても見て見ぬふり」(29歳/情報・IT/技術職)

・「みんな見て見ぬふりをする」(32歳/金融・証券/事務系専門職)

・「トラブルがあっても他人は皆見て見ぬふりをする」(32歳/建設・土木/事務系専門職)

多かったのは「何かあってもみんな見て見ぬふりをする」という意見でした。スーパーでのレジの行列の横入りや、電車でのマナーなど「良くないこと」だとわかっていても、トラブルに巻き込まれたくないという気持ちの方が強いようです。

道に迷っても教えてくれない

・「道に迷っても教えてくれない」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「道を聞いてもスルーされそう」(31歳/学校・教育関連/専門職)

・「道に迷ってしまい、道を聞こうとしてもなかなか人が立ち止まってくれないこと。みんな忙しいのかもしれないが」(24歳/食品・飲料/専門職)

「道に迷っても教えてくれない」という意見も多くありました。のんびりした雰囲気の地元とはちがい、東京の人はいつもせかせか歩いていますよね。道を聞こうとしても、みんな先を急いでいるので立ち止まってくれないということもあるようです。

転んでも誰も助けてくれない

・「困っていてもあまり助ける人がいない」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「具合が悪そうな人がいても、声を掛けない」(32歳/その他/その他)

・「誰かが転んでも誰も助けないで通り過ぎていく」(28歳/医療・福祉/事務系専門職)

具合が悪そうな人や転んだ人などを「誰も助けないで通り過ぎていく」ということに「東京の人は冷たい!」と思う人も多いようです。荷物が多い高齢者が階段をつらそうに上っていたり、妊婦さんが席を譲ってもらえなくて困っていても、声をかけない人が多いのかもしれません。

その他

・「同じマンションの住人でもあいさつしない人が多いなど」(24歳/その他/事務系専門職)

・「世田谷の等々力が何区かわからなかったとき、おばちゃんに鼻で笑われた」(30歳/情報・IT/営業職)

・「向こうからぶつかってきても謝らないどころかにらまれる」(28歳/機械・精密機器/技術職)

ほかには「同じマンションの住人でもあいさつしない人が多い」や「地名がわからなくて鼻で笑われた」というエピソードもありました。「鼻で笑われた」のは、冷たいというより意地悪ですよね。「ぶつかってきても謝るどころかにらまれる」は、経験したことがある人も多そうです。

見て見ぬふりや道を教えてくれない、困っていても助けてくれないなど「東京の人は冷たい!」と思うエピソードが多数寄せられました。東京で生まれ育った人からすれば普通の感覚かもしれませんが、地方から上京した人にとっては「冷たい!」と思ってしまうこともあるようです。この結果を東京の人は教訓にして、「東京の人は冷たい!」イメージをふっしょくしたいですよね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数190件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年11月09日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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