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「イクメン」はいいけど、「主夫」はダメ? 女性が旦那さんの「主夫転身」を許す場合とは?

ファナティック

ときどきテレビの情報番組などで「主夫やっています」という男性が登場しますよね。イクメン男性が増える中、主夫も少しずつ増えているのかもしれません。もし将来、旦那さんから「主夫になりたい」と言われたらどうしますか? 女の子たちに聞いてみました。

Q.将来、旦那さんから「主夫になりたい」と言われたらどうする?

 「許す」……16.8%
 「許さない」……74.2%
※その他は除く

許す女性は約17%、少数はですが、時代の流れを感じますね。早速、許す派の女性の理由を聞いてみましょう。

■家事をやってくれるなら許す

・「自分が家事が嫌いだから。まわりにはいない」(32歳/学校・教育関連/技術職)
・「家のことをしてくれるなら問題なし」(28歳/アパレル・繊維/技術職)
・「家事も育児も抜かりなくできるならば許す」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

働く女子にとっては家事負担は大きいもの。同じ家庭を持っているのに、日本の伝統的役割分担の影響で、今でも家事負担が女性にのみかかる場合は少なくありません。でも、同じように働いているのにと思うと、そういう現状に納得できない女子が多いのもうなずけます。そんな女子にとっては、家事や育児をきちんとこなしてもらえるのならば、「主夫」でも許すという人が多いようです。

経済的に困らないなら許す

・「お金に困らなければいいと思う」(30歳/情報・IT/営業職)
・「自分が稼げるのなら大丈夫」(32歳/その他/事務系専門職)
・「私のほうが稼げているなら、家事をがんばってくれたほうがうれしいと思うから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「自分が稼ぎ頭ならいいが、そうでないなら経済的に無理」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

家事、育児を完璧にこなしてもらっても、やはり先だつ心配は家計への負担。旦那さんが主夫で、自分の経済力が十分にあるのなら問題ありませんが、現実はなかなかそうもいかない事情もありそうです。

相手のやりたいことを尊重したい

・「自分がかわりに収入を得ているならどちらでもいいから。悩むかもしれないが尊重する」(26歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「やりたいことをやってほしい」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

とは言っても、相手がやりたいことがあるのなら、それを尊重したいという人もいます。せっかくの一度きりの人生。やりたいことができないと、お互いにとって欲求不満がたまってしまいますね。一時の経済的不安があっても、やりたいことをしてほしいという気持ちも共感できます。

まとめ

昔とちがって、「主夫」という言葉自体、今や多くの人に馴染みのある言葉になりました。既成概念にとらわれず、いろいろな価値観の人が自分なりの人生を悔いなく生きることができる社会であってほしいもの。そんな風に考えると「主夫」もあながち否定するものでもなさそうです。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数155件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年11月05日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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