みんな使ってるけど…… ちょっと不快に感じたネットスラング4選
近年のネットの普及に伴い、多くの人が日常生活でもネット用語を多用するようになっています。ですが、中には適切な表現ではないネット用語も多く、その使い方には注意が必要です。不快に感じるネット用語について、社会人の女性に聞いてみました。
人を傷つける言葉
・「ディスる。人をおとしめることを気軽に言葉にするのはすごく不快」(34歳/小売店/販売職・サービス系)
・「暴力的な言語」(27歳/自動車関連/クリエイティブ職)
人の尊厳を無視するような暴力的な言葉はネットのみならず、日常生活でも使ってはいけない言葉ですよね。ネットの匿名性はそのハードルを低くし、誰でもこのような暴力的な言葉を使いやすい環境ではありますが、人として使ってはいけない言葉だと認識しましょう。
人を小バカにする表現
・「www←バカにされてる気分になる」(29歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)
・「スイーツ(笑)。自分とちがうカテゴリの人間を、いちいちバカにするスタンスが男らしくないと感じるから」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
ネットでは人をジャンルでくくろうとする傾向があります。その線引きは確かにうなずける点もありますが、世の中にはさまざまな人間がいて当たり前。お互いに相手の問題点ばかりを指摘するのはあまり褒められたことではありません。
全然かわいくない
・「だょ。という小さい文字」(32歳/その他/事務系専門職)
・「きゃわたん。実際に使って話している社会人に引いた」(32歳/医療・福祉/専門職)
ネット上では女性が男性のような言葉づかいでコメントすることも多いのですが、昨今は女性が使うネット用語も多く出てきています。かわいいと思って使っている表現や言葉は、実際はかわいくないどころか、人を不快にさせているかもしれません。
使えばいいってもんじゃない
・「ワロタ。面白くないのに使っている」(33歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「神対応。神の安売りだなと思う」(28歳/不動産/販売職・サービス系)
何かにつけ言葉に困ったときの切り札のようにネット用語を使うのも考え物です。その表現には関心するところもありますが、中には使い方に疑問を持つ人も。本来であれば使わなくてもいい言葉をむやみに使う必要はありません。
ネット上で繰り広げられるこれらの用語を駆使したコミュニケーションは独特の空気感があります。よくも悪くも、一つの文化として成熟しつつあるネットの文化ですが、使い方を一つ間違えれば人を傷付けることにもなりかねません。自分自身の言葉には責任を持つよう心がけましょう。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数295件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2015年11月03日に公開されたものです