今夜の合コンで使っちゃお！ 初対面の人と簡単にキョリを縮める方法18
人づき合いが苦手で、なかなか打ち解けられない。そんな悩みを抱えている社会人は多いようです。特に、初対面の人とコミュニケーションを取るのは難しいもの。そこで今回は働く女性に、「初対面の人とも仲良くなる方法」を聞いてみました。さらに、話し方のプロによるアドバイスもご紹介。仕事でもプライベートでも役立つ、上手な接し方とは？
表情にひと工夫！
・「顔を見て話す」（28歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
・「笑顔で話しかける」（24歳／その他／事務系専門職）
笑顔は「戦うつもりはない、敵意を持っていない」という自分の気持ちを、相手に伝える手段とも言われていますよね。無表情で淡々と話すよりも、笑顔で話しかけた方が打ち解けるのは早くなるかもしれません。
聞き役に徹する
・「自分が話すよりも、聞き上手になること」（24歳／食品・飲料／専門職）
・「いろいろ質問する」（27歳／情報・IT／事務系専門職）
・「相手の話に共感すると、仲良くなれます」（31歳／医療・福祉／事務系専門職）
初対面の人との会話では、話題が尽きて気まずい空気になってしまうこともしばしば。こんなときは、まず相手に何か質問を投げかけてみるといいかも。そこから、話を広げていくことができそうです。
話題に困ったときの鉄板ネタ
・「共通の話題を探す」（32歳／金融・証券／事務系専門職）
・「相手の趣味を聞いてみる」（28歳／ソフトウェア／技術職）
・「出身地の話題を出すと話しやすく、会話が続く」（32歳／医療・福祉／専門職）
・「持ちものを褒める」（27歳／食品・飲料／技術職）
「出身地の話題」は、不思議と盛り上がりますよね！ 相手と地元が近ければ、そこから共通の話題が生まれます。たとえまったく知らない土地の出身だったとしても、その土地のおいしいものや観光名所の話などにつなげられるでしょう。
一歩踏み込むための方法
・「自分から、自分のことを話し、場をなごませる」（33歳／医療・福祉／専門職）
・「自分から積極的に挨拶をする」（31歳／電機／事務系専門職）
・「ときどき言葉を崩す」（33歳／学校・教育関連／専門職）
筆者の経験上、自分の「ちょっとした失敗談」などは、場をなごませて、相手の緊張を解く効果が高いような気がしますね。ただし、笑えないほど深刻な失敗ネタだと、相手を引かせてしまう可能性もあるので、ネタ選びは慎重に。
会話には適度な距離感が必要
・「余計なことを言わないようにする」（32歳／金融・証券／事務系専門職）
・「相手のペースに合わせて話をする」（27歳／金融・証券／事務系専門職）
・「適度な距離を保ちながら話す」（32歳／情報・IT／秘書・アシスタント職）
ときどき初対面なのに、恋愛や仕事のことにどんどん踏み込んでくる人に出会いますが……。正直「なんでアナタにそんなこと話さないといけないの？」と思ってしまいますよね。やはり、距離感は大切です。
プロに教わる「初対面の人と仲良くなるコツ」
話し方講師の栗原君枝先生にも、「初対面の人と仲良くなるコツ」を聞いてみました。
「しっかり『相手の話を聞く』ことが大切。ただ聞くだけではなく、『あなたの話をしっかり聞いていますよ』という態度を示しましょう。たとえば、相手の話が終わったら、その内容についての感想を言う。さらに話の続きを促すなど、その方法はたくさんあります」（栗原先生）
今回のアンケートでも、「聞き上手になる」を意識している人が多いようでした。栗原先生によると、その具体的な方法としては、ほかにも次のような方法が効果的なのだとか。
「聞き上手な人は、とても相づちが上手。意識的に『うん』『そうなんだ』『へー！』『え？ そうなの？』と、いろいろな種類の相づちを混ぜると、会話にリズムが生まれて、話し手は気持ちよく話せます。また、相手の言ったことを『オウム返し』するのも効果的。感情を込めて『へー、○○だったんだ』と繰り返すだけで、話し手の気持ちを盛り上げることができます」（栗原先生）
●上手な相手の話の聞き方
・「あなたの話をしっかり聞いていますよ」という態度を示す
・いろいろな種類の相づちを混ぜる
・相手の言ったことを「オウム返し」してみる
これからも、私たちはいろいろな「出会い」を経験するはずですので、「初対面の人とも仲良くなる方法」を覚えておいて損はありません。仕事だけでなく恋愛面でも効果がありそう。初対面の人と対峙する機会があれば、ぜひ今回紹介したテクニックを試してみてください。
（森川ほしの／OFFICE-SANGA）
※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数132件（22～34歳の働く女性）
※画像は本文と関係ありません
※この記事は2015年10月03日に公開されたものです
