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【敬老の日コラム】グサリ! 胸に突き刺さった、おじいちゃん、おばあちゃんからの一言14選

森川ほしの/OFFICE-SANGA

おばあちゃんの一言年齢を重ねるということは、それだけ経験を積むということ。自分の祖父母はもちろん、まわりにいる高齢者の方々は皆、私たちの何倍も経験を積んできた「人生の師」です。そこで今回は、働く女性たちの胸に突き刺さった「おじいちゃん、おばあちゃんからの一言」を聞いてみました。みなさんの心にも響く「師」の言葉が見つかるかも?

私を楽にしてくれた言葉

・「『人生、なんとかなる』と、祖父に言われたときは肩の荷がおりました」(31歳/その他)
・「『なんでも時間が解決するよ』」(28歳/医療・福祉/専門職)
・「『学校なんて勉強するところじゃくて、友だちを作りに行くところだよ』と言われ、楽になった」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

たくさんの経験を積んできた人の言葉には、力があります。「人生なんとかなる」なんて、同世代の人に言われたら「そんな無責任な……」と思ってしまいそう。でも、長い人生を歩んできたおじいちゃんの言葉なら、素直に受け入れられますね。

体を大切に!

・「『年を重ねたら長生きしたくなるよ』」(27歳/小売店/営業職)
・「『健康が一番大事』。忘れがちだが、その通りだと思う。健康でなければ、何もはじまらない」(24歳/食品・飲料/専門職)

体が丈夫なのをいいことに、不摂生をしている……。そんな人には、ちょっと耳が痛いお言葉ですね。高齢になってから後悔しても遅いですから、若いうちから自分の体のことをきちんと考えて生活していきましょう。

思われている幸せ

・「『あなたが幸せならばこちらも幸せ』」(34歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「『あなたの成長だけが私の生きがいです』。そのときは重いなーと思ったけど、何年後かに思い出して、ありがたいなーと思えるようになった」(28歳/金融・証券/営業職)

孫の成長を見ることは、きっとおじいちゃん、おばあちゃんにとってはこの上ない幸せなのでしょう。こんな風に思ってくれる祖父母がいる人は、本当に幸せ。若いときはそんな気持ちをうっとうしいと思うこともありますが、大人になれば、そのありがたさがわかります。

大先輩から学んだ教訓

・「就職祝いの席で、親戚のおじさんから『これからは一期一会が大事だよ』と言われて、胸に刺さった!」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「『一生懸命がんばるんだよ』と言われた。ありきたりだけど、人生を重ねているだけあって重みを感じた」(34歳/その他)

・「『他人ができないことを笑う前に、手を貸しなさい』。そうだなぁ、本当だなぁと思った」(28歳/その他)

まさに、「人生の師」の言葉! いろいろな経験を積んできたおじいちゃん、おばあちゃんから言われると、やはり重みがちがいます。筆者も、学生のころに祖母から言われた「どんな人が相手でも、常に真剣に向き合いなさい」という言葉が、今でも人生の教訓となっています。

家族の大切さを教えてくれた

・「『死んだ妻に会いたい』」(34歳/医療・福祉/専門職)
・「『いつまでも親はいるわけじゃない』」(30歳/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)

生まれたときから、ずっとそばにいてくれる家族。それを「当たり前」だと思うか、「当たり前ではない」と思うか……。これによって、家族との接し方が変わってくるでしょう。家族がいる幸せをきちんと感じながら、日々の生活を送っていけるといいですね。

結婚生活の心得

・「母方の祖父祖母に結婚のあいさつに行ったとき、祖父に『いろいろ大変やろうけど、相手のことを大事にして、ちょっとのことは我慢しなさいよ』と言われたのは、今でも覚えています」(24歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「『結婚はお互いを許しあうこと』。長年我慢してきたことも、幸せと言い切れることに感動」(30歳/金融・証券/営業職)

結婚生活を続けるためには、やはり「我慢」と「許し」が必要。わかってはいても、なかなか難しいですよね……。日々の生活の中で、パートナーの言動にイラつくこともあるでしょう。そんなときはぜひ一度、この言葉を思い出して!

自分の祖父母だけではなく、高齢の方と接する機会は日々たくさんあります。人生経験豊富な大先輩たちの言葉には、しっかり耳を傾けたいものですね。そして、自分が高齢になったとき、若い世代に何かを伝えられる人でありたい。今回の「おじいちゃん、おばあちゃんの一言」を読んでいて、そんな風に思いました。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数159件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年09月21日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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