お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「給与が高くてハード」VS「給与が安くて気楽」、働く女性はどちらを選ぶ?

ファナティック

現代社会では、さまざまなライフスタイルが確立され、働き方も個人の価値観によって、多様化してきています。ひとつの会社に定年まで働き続ける、という働き方が一般的ではなくなった現代で、女性たちは今、どんな働き方を望んでいるのでしょうか? そこで今回は、世の女性たちにこのような質問をしてみました。

Q.あなたの仕事における価値観は、どちらかというとどっち?

給与が高くてハード……30.1%
給与が安くて気楽……69.9%

約7割の女性が「給与が安くて気楽」を選択! 彼女たちはどうしてそれぞれを選択したのか、その理由を詳しく見てみましょう。

<「給与が高くてハード」派の意見>

■お金が大事!

・「老後の生活資金を貯めたいので」(23歳/その他/事務系専門職)

・「お金がないと趣味も楽しめないので」(32歳/その他/クリエイティブ職)

・「お金がないと好きなものが買えないので、労働に見合うだけのお金がもらえれば腹もくくれるから」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

老後のお金のことを考えるのであれば、今はつらくてしんどくても、稼ぎのいい仕事をセレクトしたくなるかも……。仕事が気楽でもお給料が安ければ、人生を楽しむことができませんものね。

■やりがいがほしい!

・「充実感」(32歳/学校・教育関連/専門職)

・「ハードな仕事は望むところだから」(31歳/学校・教育関連/技術職)

・「ハードでも、好きな仕事で給与が高ければいい」(28歳/建設・土木/販売職・サービス系)

人は無理難題を片付けたときほど、やりがいを感じるものです。それが好きな仕事であればあるほど、多少ハードな仕事でもやる気が出るはず。仕事に生きがいを求めるのなら、こういう働き方がいいですよね。

では逆に「給与が安くて気楽」を選んだ人たちには、どのような事情があるのでしょうか? 詳しく聞いてみましょう。

<「給与が安くて気楽」派の意見>

■長く続けたい!

・「気楽なほうが仕事が苦にならなくて長続きすると思うから。いくら給料が高くても心身にゆとりのない生活はしたくないから」(26歳/金融・証券/販売職・サービス系)

・「お給料よりも働きやすさやストレスのなさが大事なので」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

・「仕事がハードだと続かないから、給料が安くても楽なほうがいい」(28歳/医療・福祉/専門職)

ハードすぎる仕事は、最初はがんばれても、だんだんとスタミナがなくなって、途中で息切れしてしまうことも……。ひとつの仕事を細く、長く続けたいのならば、ハードすぎるものよりも、気楽なほうがいいでしょうね。

■プライベートを優先に

・「自分がしんどいとまわりに八つ当たりしそうなので、楽しく過ごしたい」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「仕事のことでイライラしてプライベートをムダにしたくないから」(31歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

・「仕事よりもプライベートを大事にしたいから」(28歳/情報・IT/営業職)

仕事が忙しいと、何が犠牲になってしまうかと言えば「プライベート」。仕事をがんばれば、お給料は上がるかもしれませんが、それを自由に使う時間はなくなります。プライベートを優先し、自分のための時間を大切にしたい人は、程よく仕事をして、自分の時間を確保するほうがいいのでしょうね。

女性たちが仕事に対して持っている価値観は、やはり、自分の人生の中で何に重きを置くかによって、大きく異なるようです。お金を稼いで、先々の人生を充実させるか、今の自分を大切にするか、人によって考えはいろいろあるでしょう。もし、転職をしようか考えたときは、上記の意見を、ぜひ思い出して参考にしてみてください。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年7月にWebアンケート。有効回答数146件(22~34歳の働く女性)

※この記事は2015年08月03日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

この著者の記事一覧 

SHARE