プッチーーン……「もう辞めてやる!」 女子が転職を決意した瞬間3つ
働く女性なら「もうこんな仕事イヤ!」と思ったことが一度はあるのでは? しかし、いざ行動に出て辞表をたたきつけるなんてなかなかできないですよね。今回は、働く女性に限界に達して転職を決意した瞬間について聞きました。
Q.「こんな会社、辞めてやる!」と限界に達して会社を辞めたことはありますか?
「ある」16.0%
「ない」84.0%
会社に対する我慢の限界を感じて辞めたことがあるという女性は16%という結果に。転職を決心した瞬間について詳しく聞いてみましょう。
激務に耐えられなかった
・「月に1日も休めず、朝早くから夜遅くまで激務だった」(29歳/団体・公益法人・官公庁/その他)
・「休みなしで16時間労働、長期休暇も取れない、残業代も出ない、ついにはボーナスまでカットされ、辞めた」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「ブラックぶりに嫌気がさして、転職活動をして決まったので辞めた」(26歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「無理なノルマ負担」(27歳/医療・福祉/事務系専門職)
労働者の権利として認められた休日も満足に取れないうえにボーナスまでカット。仕事は増えているのに収入が減るなんて、我慢の限界がきても当然かも。無理なノルマを強いられるとストレスがたまってくるのに、それを解消する時間もないとなったら転職を考えたくなる気持ちもわかりますね。
職場の人間関係に疲れた
・「秘書の中で、1人だけが権力をもち、上司でもないのに報告書を提出させられた。誰も逆らえず、精神を病んで耳が聞こえなくなった同僚もいて、同じ同僚としてやっていけないと思った」(32歳/その他/秘書・アシスタント職)
・「職場の女性陣の振る舞いがひどくてもう無理と思って辞めた」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「社長が社内に愛人を作り、愛人の言うままリストラしまくった」(31歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
人間関係というのは職場以外の場所でも大変なものですが、どうにも逃げ場がないので転職を考えるきっかけのひとつになるという人は多いようです。
会社の方針についていけなくなった
・「終電に間に合わない業務があって、事務職にはタクシーを出すのに営業職には出なかった」(32歳/団体・公益法人・官公庁/その他)
・「経営理念に共感したのに、全然それに合っていなかったから」(30歳/食品・飲料/技術職)
・「理想としていた仕事ができないとわかったから」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
入社するときに大事なのはその会社の経営理念。それに賛同できたからこそ入社したのに、実状はそうじゃなかったとなるとモチベ―ジョンも下がりそう。
せっかく入った会社。できることなら辞めずに問題を解決したいとは思うもののやっぱり我慢の限界があるというのも事実。嫌なことから逃げ出す、気に入らない人に追い出されると考えると自己嫌悪に陥ることもありそうですが、「自分に合った職場を探す」ための転職だと思えば前向きな気分になれそう。同じ失敗を繰り返さないためにも転職時のリサーチは慎重にしないとダメですね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年7月にWebアンケート。有効回答数131件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2015年08月02日に公開されたものです