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【女子の本音】ぶっちゃけ結婚できない? それともしたくない? 結婚しない人が増加中

結婚「平成26年版 少子化対策白書」によると、女性の30代前半では3人に1人が独身。10人に1人が生涯結婚をせずに過ごし、これは過去に比べて約2倍と増加。ところが現在独身の人たちの9割が「いつかは結婚する」という気持ちでもいるそう。こんな話を聞いていると、なんとなく、現実と理想の間にいろいろなズレがあるように思えてなりません。


■ユルイ関係が超楽!
誰かがいれば、何かあった時助けになるでしょうし、心の支えになりますよね。あなたが病気で倒れた時、友人の看病が心に沁みたこともあったと思います。でも誰かが側にいると、それ以上に、精神面での負担が増えたりプレッシャーや責任、誤解や価値観の違いなどが重くのしかかってくるのも事実。それならおひとり様が楽。もし交流を持つとしても、ユルイ関係で十分! ひとりの楽しさを味わってしまうと、結婚など窮屈(というイメージ)でしかないのかもしれません。

条件とタイミングの不一致

おひとり様好きだけでなく、仕事が充実している、今やりがいがあって結婚はまだ先でいい、とあなたは思っています。そしてやりたいことをやるだけやったら、そろそろ落ち着こうかな。というのが今のところの心境でしょうか。そしてそれは一体何年後の話なのでしょう?

男性の平均初婚年齢が30歳前後と言われています。あなたが「そろそろ落ち着こう」と思った頃には、適齢期の男性は既婚者に。婚期を逃した人の中から探すとなれば、「残り物には福がある」可能性もありますが、「訳あり」「難あり」の可能性もあるでしょう。いわゆる理想の相手とされるタイプは、当然早い段階で売れてしまっているわけです。

さらにはそこまでひとりで充実した時間を過ごしてきたあなたにとって、難ありの男性を選べますか? きっと、妥協できなくなっているのも事実でしょう。だって、自活能力がかなり高いのですから。

結婚をしたいのか、したくないのか

上の問いを、自問自答してみましょう。そして毎年問いかけてみてください。身体がおぼつかなくなれば、ひとりで過ごすことも大変。率直に言って、今の元気は加齢とともに衰えていくのです。寝たきりになってから、結婚相手を探すのは大変なことも想像がつきます。まして若年性アルツハイマーなど、自分の判断すらまともにできなくなったとしたら…。そう考えると、ユルイ関係からもう少し頼れる誰かを、作っておくのも必要かもしれません。

ただし、「ヘルパーさんを頼むだけの経済力があるからいいわ」「ホテル住まいなら大丈夫でしょ」「何があっても結婚はしたくないの」というのなら、それは本当にカッコいい、自立した生き方と言えるかもしれません。人と近い距離で接することが苦痛だと感じるなら、その苦痛を避けるために、きっとあなたは仕事もやり繰りも頑張っているはず。それができるのも、また限られた人だと思うから。

いずれにしても、たった一度の人生です。結婚する、しないに関わらず、後悔のない人生を送ることが大事。それを常に心がけてくださいね!

(鈴木ナナ/studio woofoo)

※この記事は2015年07月26日に公開されたものです

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