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結婚を考えている彼と“お金”の話がしたい!

ヨダヒロコ/六識

風呂内 亜矢

編集部 マイホームの話になれば、将来の家族構成の話にもおのずとなりますよね? たとえば子どもの話とか……。

風呂内 そうですね。子どもは絶対ほしい人なのか、いなければ2人で楽しもうよというタイプの人なのかだけでもわかるといいですね。また、子どもの教育に強いこだわりがあるかどうかは気にしたいところ。もし小学校から「私立に入れたい」という思いがある彼なら、けっこうシビアにマネープランを立てないといけませんから。

また、それに紐付いて、自分は結婚しても今と同じペースで働くのか、出産したら時短で働くのかなど、収入に大きくかかわるキャリアについても話し合っておきたいですね。

編集部 ちなみに共働きであれば、夫婦の財布をどうするのかという問題も出てくるかと思います。

風呂内 2人でガンガン働いている間は別財布でいいと思います。共通口座でまかなう生活費や貯蓄額だけは決めておいて、残りはお互いに自由に使う形にすれば、何かの記念日にはお互いにプレゼントし合えるメリットがあります。

きっと倹約家のゆかさんは、浪費家の彼のお金も自分がちゃんと管理したいでしょうが、あまり縛りつけると彼に不満ばかりが溜まってしまう恐れがあります。例えば、住まいや光熱費など毎月必ずかかる出費は彼に支払ってもらうように誘導し、彼女の給与は有事の際に備えてしっかり貯蓄する方向で分担する形であれば間接的にコントロールできますね。

編集部 では、ゆかさんにはますます貯蓄に邁進してもらいましょう(笑)。彼女は今後、1年で100万円ずつ、6年後をめどに1,000万円の貯蓄をめざしていますが、それはかなえられそうですか?

風呂内 月々の貯蓄額が5万円とのことですので、年間60万円貯められている計算になります。また社会人になって4年目ですでに400万円以上貯められているということは、おそらくボーナスのほとんどを貯蓄に回しているのでしょう。彼女はムダ使いをしない生活が習慣となっているので、今の生活を続けていけば、問題なく目標額にたどりつけるはずです。

>次ページ:倹約家のゆかさん。次は「使う」から「○○」にステップアップ!

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