
【お悩みガールズ白書】“酒好きな女”を、男性はどう見ている?
蓮見 そうか……。私の場合は、言ってしまうと妻と初めて知り合ったのは大学生のときで、みんなで徹夜して、カラオケで4時~5時くらいまで飲み続けていたときなんです。そこで、妻がベロンベロンに酔っ払ってしまって。
当時、たまたま埼玉に私が住んでいて、彼女も埼玉に住んでいたので、帰りの山手線で彼女を介抱したんです。もう、駅のホームとトイレを行ったり来たりして。もうこれは見届けるのが私しかいないから、家まで送らないとまずいなと。まぁそこで「お持ち帰り」という発想がでてこなかったのが、「自分、ジェントルマンだなぁ」と振り返ってみると思うんですけど……。
ジェーン 自分でジェントルマンって言わないで(笑)。
蓮見 言っちゃった(笑)。でも、それがきっかけで交際に発展したんです。だから、そういういい思い出があるんで、女性がお酒に酔っていたとしてもドン引きはしないです。
ジェーン なるほどなるほど。こういうコメントもありました。「酔いつぶれてエッチを求めてきた女性がいる。でも次の日起きたら裸で何も覚えていなかった」という35歳の方。い、いいじゃない!
蓮見 ていうか、うらやましいよ! 逆にこういうエピソード!
ジェーン オトクな話じゃない(笑)! 自慢じゃん! あとは、「酔っ払うと下ネタばかりになる女性にうんざりした」という35歳の方。あと「あまりに絡み酒だったり、泣き出したりすると困る」という28歳の方の意見。でもこれって、性別関係ないよね?
蓮見 関係ないです!
ジェーン 絡み酒の人っていますからねー。そういうの、下戸は全部覚えてる!
蓮見 お酒を飲まない人は、全部わかっているんですよね。記憶が飛ぶって経験がないからですもんね。
ジェーン はい、100%全部覚えています。
蓮見 それが、逆にアレなのかな。
ジェーン そうなんです、嫌がられたりするんです。私も、飲む練習とかしたんですけどね……。
蓮見 飲む練習したんですか!?
ジェーン (練習して)倒れたりしたからね。あとは本当に鼓動が激しくなって、「私、酔っちゃったー」どころじゃなくて「今私に話しかけないでください……」みたいになっちゃって2時間ずっと黙ってたこともあります。ファジーネーブルとかで。
でもさ、やっぱお酒がちょっとたしなめるのっていいなー。こればっかりは、体質的な問題だしなー。アンケートによると、お酒を飲む女性が好きっていう男性は多いみたいなので、これから飲み会の人は適度に楽しむといいことがあるかもしれませんね(笑)。
◆ジェーン・スーより
無理して飲むのは絶対NG! だけど、下戸にとってのあこがれシチュエーション「なんだか…酔っちゃった」からの手つなぎ!これ、やってみたかったなー。お酒が適度に楽しめるのって、男女かかわらず才能のひとつですよね。
<番組情報>
◆週末お悩み解消系ラジオ『ジェーン・スー 相談は踊る』
毎週土曜日 19時~21時生放送
出演:ジェーン・スー
http://www.tbsradio.jp/sd/
<ジェーン・スー>
東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家、ラジオパーソナリティ、コラムニスト。音楽クリエイター集団agehaspringsでの作詞家としての活動に加え、ラジオ番組、テレビ番組など幅広く活動中。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社刊)、『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎刊)、ラジオ『相談は踊る』の書籍版『ジェーン・スー 相談は踊る』(ポプラ社刊)。
※放送日:2014.12.27
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2015年07月16日に公開されたものです