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「仕事ではデキる男なのに…」我が家のぐうたら夫を動かすコツ・4つ

斉田直世/CaSy

みなさんこんにちは、作家・イラストレーターの斉田直世です!

外ではバリバリ働き、上司の信頼も厚く、後輩からも慕われる「デキる男」なのに、家に帰れば、ソファに寝転ぶだけのぐうたら夫……。

「これって、うちの家だけ?」「お隣の旦那さん、マイホームパパって感じで羨ましい」などと、お悩みの奥様、どうぞご心配なく。周りの既婚女性に話を聞くと、多少の差こそあれ、どこの家の夫も同じようなものだそうです。

なぜ男性は、家に帰った途端、「ぐうたら夫」に変身してしまうのでしょうか。今回は、その理由と改善方法を、男女の違いから紐解いていきたいと思います。

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男は仕事に生きている

基本的に、学校を卒業し、就職した後は、働くだけなのが男性の人生です。出世を追い求め、年収を増やし、肩書きをゲットすることで達成感を得ます。もちろん、家庭も大切なのですが、大事な家族を養うためにも、仕事で失敗するわけにはいきませんよね。つまり、仕事は男性の全てなのです。家で、ぐうたら(=完全にリラックス)してしまうのは、その反動と言えるでしょう。

女は家でもON状態

物事の些細な変化に気付き、大切な家族の健康状態に気を配るのは、子育てに必要な女性の本能です。しかし、その能力のおかげで、脱ぎっぱなしの靴下、テーブル下の丸められたティッシュ、定位置に戻されていないリモコンなど、家の中の様々なことが目につきイライラしてしまいがち……。これが、リラックス状態にある男性との衝突を招いてしまうのです。

男はモノタスク

育児に家事に忙しいママたちにとって、洗濯しながら食事を作り、横目でワイドショーチェックなんてお手の物。同時に複数の物事をこなす、「マルチタスク」なのが女性です。しかし、男性はONとOFFがはっきりしているため、家では「モノタスク」、職場では「マルチタスク」。テレビを観ながら、子供にご飯を食べさせられる女性に対し、テレビを観ると集中してCMの時くらいしか子供を意識できないのが男性です。

チームプレーで動かす

ぐうたら夫に、「あれしなさい!」「これしなさい!」と叱りつけても、イジケ虫が発動して面倒なことになるだけ。「その番組が終わったら、お風呂場の掃除お願いね。私、洗い物やっちゃうから」と、「私はこれ、あなたはこれね」とチーム感覚で指示を飛ばしてみましょう。サッカーや野球など、チームプレーが得意な男性は、すんなり応じてくれるはずです。

おわりに

ここまで読んで、「旦那が家でぐうたらしちゃうのは、仕方ないことなのか……」「それだけ、リラックスできる家ってことなのね」と思えるようになったらしめたもの。ぐうたら夫に「完璧なマイホームパパ」を求めても、理想と現実とのギャップにイライラするだけです。男女の違いを理解し、ときには諦め、それぞれが適材適所で動くようにすることが、夫婦円満の秘訣かもしれません。

(斉田直世/CaSy家事代行)

※この記事は2015年03月14日に公開されたものです

斉田直世/CaSy

作家・イラストレーター。作家雑誌や広告でイラストを描く傍ら、在学中に発表した『現役女子大生キャバ嬢が教える ちょいモテ男になる技術』(2005年幻冬舎刊)にて作家デビュー。お水経験を活かしたエピソードと、男女へのリサーチから導き出された恋愛テクを武器に、作家としての才能も発揮。各メディアで「恋愛アドバイザー」としても活躍。2006年に結婚・出産し、一児の母でもある。著書多数。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

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