お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

いいところもある? 「融通が利かない人」の特徴と考え方

高見綾(心理カウンセラー)

中田ボンベ@dcp

「融通が利かない」と言われたら

もしほかの人から「あなたは融通が利かない」と言われてしまった場合、そう思われないためにはどうすればいいのでしょうか? 高見先生にアドバイスを聞いてみました。

融通が利かない人と思われないために

仕事上で融通が利かない人だと言われた場合、まずは言われたことを冷静に受け止めることが大切です。もし本当に融通が利かないのであれば、どんなことが原因でそう言われているのか考えてみましょう。たとえば、職場に信頼できる人がいれば、その人に聞いてみるのもひとつの方法です。

先述のように、「融通が利かない=こだわりが強い」ことでもあります。仕事でのこだわりの強さは情熱に結び付きますので、とてもいいことです。ただ、そのこだわり方がまちがっていないかは気をつけたほうがいいですね。職場の人と考えや目的が一致しているかなど、自分のこだわりの先に誰かの喜びや幸せがあるかどうかを考えるのも、大事なポイントです。誰かの喜びや幸せにつながるものだと考えると、他者の考えを受け入れることにそれほど抵抗は起きないはずです。

融通が利かない人だと言われないためにも、日ごろからほかの人の考え方をよく聞き、相手を受け入れる姿勢を持ちましょう。多様な考え方があることを受け入れ、自分の考えだけが正しいのだと、こだわりすぎないことが必要です。正しいかまちがっているか白黒つけることはいったん横においておき、まずは相手を理解しようとする姿勢そのものが求められていると覚えておきましょう。

次ページ:相手のことを理解して受け入れる姿勢が大事

SHARE