回転寿司か闇鍋か!?　知っておきたい婚活パーティの基本形式とタイプ別攻略法

■婚活のベテランが見た婚活パーティの傾向と対策

では両者のメリットとデメリットはどんなものがあるのでしょうか。

100回以上に及ぶ婚活の末、結婚した恵子さん（仮名）に婚活パーティの攻略法について伺いました。

「回転寿司型はやはり、回転寿司タイムで全員と一度はお話ができるというのはいいところですね。また、カードなどにカップリング希望を書く形式が一般的ですが、複数の男性を希望できる分、カップリングの確率が高いのもいいところです。

ただ、回転寿司タイムもそうですが、回転寿司型の婚活パーティは不自然なんです。ホテルの会議室に男女が何人も集まったり、寿司ネタのように男が回ってきたり。普段の生活ではまず経験しないですよね(笑)。婚活パーティでできたカップルは、2～3回会っただけでフェードアウトすることも多いんです。それは、やはり出会い方が不自然なことと無関係ではないと思います」

一方、闇鍋型の場合はどんな特徴があるのでしょうか。

「やはり合コンのノリで自然な出会いが期待できるという点です。また、地味にうれしいのはイベント形式なので、失敗しても大して傷つかないこと（笑）。カップルになれずに女友だちと飲んだくれたことも何回もありますよ。

ただ、闇鍋型は参加する人数が桁違いに多いため、今すぐの結婚を考えていない人や、既婚者など、遊び目的の人も多いのは仕方がないと思います」

では、婚活パーティを攻略していくにはどうしたらいいのでしょうか。

「回転寿司型の場合、趣味などの何か自分と共通点がありそうな婚活パーティに参加するのがオススメです。中には、『男性参加者の年収○○万円以上限定』という婚活パーティもありますが、参加者がやたら上から目線だったり、どう見てもそんなに年収が高いようには思えない人が参加していたりと、自分の経験ではあまりオススメはしません。あと、回転寿司型は1人で参加した方がいいです。男性としてはせっかくカップリングしても、「今日は友達と来ているのでまた今度」と言われるのはやはり嫌なんですよ（笑）

闇鍋型では『万人ウケ』が重要。会話などでもその場の『ノリ』が非常に大切ですし、ファッションなども個性を主張しすぎないほうがいいと思います。また、闇鍋型は婚活というよりも、まずは友人作りを目当てにしている人も多いため、あまりガッつくのはNG。あくまでも自然な流れで連絡先を交換するようにしましょう」

最後に恵子さんに婚活パーティに参加してみた感想を聞いてみました。

「回転寿司型のパーティでは何度も参加すると同じように何度も参加している男性に出会って『今日どんな感じっすか？』って話してみたり。慣れるとなかなかおもしろいものです。でも、婚活パーティで一番必要なのは、その人の“人となり”を見抜く目だと思いますよ」

さまざまな思いが交錯する婚活パーティ。今回挙げた2つのタイプ別の攻略法を駆使して、あなたも婚活パーティにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

（古田ラジオ）

※この記事は2015年01月31日に公開されたものです