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新婚生活が始まる前に! 夫婦で話し合っておきたい「家庭のマネー問題」

幸せいっぱいのなかスタートする新婚生活。でも生活を共にするからには、気になるのがお金の問題ですよね。「金の切れ目は縁の切れ目」なんて言葉もあります。事前にざっくりとでもいいので、話し合っておくべき? そこでマイナビウエディング編集部では「新婚生活を始める前、パートナーとお金について話した?」について、既婚男女にアンケートを実施しました。

新生活前に話し合った人は24%

Q.新生活を始める前、パートナーと家計管理や費用の分担など、新生活に関するお金についてすり合わせましたか?
はい(24.0%)
いいえ(76.0%)

新生活のマネー関連について事前に話し合った人は4人に1人。実際は生活を始めてから話し合う人のほうが多いのかも? 「はい」と答えた人に、すり合わせた内容やその結果に決めたことなどについて詳しく聞いてみました。

各項目の支払い担当者

まずは食費や光熱費など、各項目の支払い担当者について。「家賃や外食費は夫、光熱費や食費は妻」(女性/34歳/人材派遣・人材紹介)、「家賃や光熱費等の固定費は自分で、日常生活の買い物は妻とした」(男性/32歳/情報・IT)など、項目ごとに割り振る人が目立ちます。一方で「共働きなのですべて半分ずつ負担」(男性/31歳/団体・公益法人・官公庁)のように、完全平等派も。

ほかには「何度も討論と方向転換を繰り返して、妻の給料は貯金と決まった」(女性/31歳/医薬品・化粧品)のように、片方の収入はすべて貯蓄に回す例もありました。「私(妻)の給料で生活をして主人の給料は全額貯金と決めた。内訳も予算を決め、月に一度お金会議を行い実情を報告している」(女性/26歳/医療機器)と結婚後も「見直し」を継続する人もいました。

各項目の予算配分・上限

次は各項目にかける予算配分について。「お小遣い額や光熱費や食費などの項目の予算を決めた」(女性/29歳/生保・損保)、「食費について、外食費の上限を決めた」(男性/40歳/ソフトウェア)、「毎月必ず貯蓄にまわす金額を決めた」(女性/36歳/商社・卸)など、上限を定めることで使いすぎ防止につながりそう。

財布管理の担当者

さらに「お財布はひとつにし、主人がお金の管理をする」(女性/30歳/医薬品・化粧品)、「お財布は私(妻)が管理すると決めた」(女性/34歳/生保・損保)など、「財布管理担当」をどちらにするかも大事なテーマに。

なかには、「どちらが家計を握るかをかなり揉めた。結局旦那が握っている」(女性/26歳/医療・福祉)と話し合いが難航したケースも……。「お互いの給料をすべて私(妻)が管理して、旦那の給料の1割を旦那の小遣いにして、そのほかの使い道は私が独断で決める」(女性/33歳/金属・鉄鋼・化学)のように、奥さまがほぼ実権を握る事例もあります。夫婦間のパワーバランスが影響している!?

共通口座を開設・管理

「一緒の口座を作ることにした」(女性/35歳/医療・福祉)、「収入はすべて共通の口座に入れると決めた」(男性/31歳/団体・公益法人・官公庁)のように、結婚後は夫婦でひとつの口座を持つ人も少なくありません。管理がしやすく、お互いの資産が見える化しやすくなります。

「給料はそれぞれで管理することと、家賃や食費・光熱費などは共通の口座にお互いお金を入れて払うようにすることを決めた」(男性/35歳/学校・教育関連)、「お互いの手取り収入から自分への小遣いとして3万円を差し引いた額を全額共通口座に預け入れる。すべての生活費の引き落としを共通口座で行う。残ったお金は全額貯金」(女性/31歳/小売店)など、共通口座を持ちながらも、別途貯金用口座や個人口座を持つケースも。

完全独立、結納金の使い道etc.

このほかにも、少数意見ですが「お互い仕事が忙しく付き合いなども多いため、経済的には独立することを決めた」(女性/28歳/商社・卸)、「お互いの貯金額を提示した」(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)、「結納金の使い道について話し合い、新生活に必要なものを買うお金にした」(女性/27歳/不動産)などがありました。

夫婦間でのお金の管理法に正解はありません。ふたりに合ったスタイルで管理・貯蓄していけるよう話し合い、納得のいくルールを決めたいものですね。

※アンケート対象
調査時期:2014年12月8日~2014年12月17日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の既婚男女308名
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

※この記事は2015年01月08日に公開されたものです

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