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仲良し兄弟の育て方「平等な愛情を注ごうと頑張ってもダメ」

兄弟はケンカをして当たり前。とはいえ、親としては仲良くしてほしいですよね。上手に仲良し兄弟を育てるコツはあるのでしょうか? 専門書を手掛けたジーン・セイファー心理分析医は、子供を2人以上育てる上で多くの親が犯す間違いがあると言います。

【子育て以外のことでかがやく私。子育てに向いていないのかも、と思うとき】

それは、「親が自分自身の兄弟との経験を、子供たちに当てはめて対応すること」です。

たとえば、兄に泣かされた妹に対し「お母さんにもお兄ちゃんがいるから解かるわ~」などと思ってしまう……その先入観が、失敗のもと!まずは、子供も一人一人が別の人間で、親であっても自分は彼らのことを何一つわかっていないのだ、と認めることが必要です。

子供は親の分身だと錯覚しないように気を付けましょう。

また、どちらかに贔屓をしないようにと頑張るあまり、平等に徹するのもいけません。一人一人が違うため、平等はときとして不平等でしかないからです。自分の時間を大事にしたがる子と、他人に構われたがる子がいたとします。

2人を同じだけ幸せにしようと思うとき、どうすれば良いでしょうか? 30分ずつ遊んでやったり、全員で遊ぶことを強要したのではダメだということが解かりますね。

仲良し兄弟を育てるには、人間が一人一人違うということに感謝し、個人を肯定しながら真新しい気持ちで子供たちと接していくことが大切です。

参考:
The Biggest Mistakes Parents Make When Raising Siblings
http://www.businessinsider.com/how-to-raise-happy-siblings-2014-12

※この記事は2015年01月01日に公開されたものです

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