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嫌われる? 「暗い人」の特徴と向いてる仕事

高見綾(心理カウンセラー)

「暗い人」は「明るい人」になれるのか

「暗い人」を「明るい人」に変えることは可能です。そのための方法についてもご紹介します。

暗い人は明るい人になれるの?

人付き合いに苦手意識がある、自信がないなどの理由で暗くなりやすいのであれば、改善していくことができます。
自信がない、オープンでない、受け身である、物事を悪く捉えてしまうなどの特徴は、自己肯定感の低さからきていることが多いです。自分にダメ出しする癖をやめて、今までの自分のがんばりを認めてあげたり、できないところも含めて自分を受け入れてあげることをトレーニングしていくと、自己肯定感は上がっていきます。すると、自分ってそんなに悪いものじゃないんだなとわかってきます。悪いものでないのであれば、隠す必要もありませんし、自然と表情が豊かになり、声も大きくなります。
ただし、明るく元気でテンションの高い人になるかどうかは、その人のタイプによって異なります。もともと冷静で落ち着いているところがあるのなら、その部分は変わりません。ただし、自然体になって雰囲気がふんわり明るくなるので、暗い人だと思われることはぐっと減るでしょう。

暗い人が明るい人になる方法

具体的には下記の5つのような方法を試してみましょう。

明るい服装に変える

黒やグレーなど、暗い色の服装が多い場合は、赤、オレンジ、ピンク、イエロー、明るいグリーンやブルーのような、パステルカラーなど明るく華やかな色の服を着るだけでも随分と印象が変わります。

姿勢をよくして堂々とする

うつむき加減で話したり、猫背になると、自信がなさそうに見えてしまいます。姿勢を変えるだけでも印象はガラリと変わります。

心の中の葛藤を口に出す

うまく話そうとしたり、おもしろくしようとすると、かえってプレッシャーで話せなくなってしまいます。「仲良くしたいし、いっぱい話したいけど、何と言っていいかわからない」などと、わからないことや困っていることを素直に口にすると、周囲の人から理解されやすくなります。

いつもより多めに話す

暗い人は、自分では話しているつもりでも、実際は口数が少ない傾向にあります。話しすぎてしまったかな? と感じるくらいでちょうどいいと思ってみましょう。

大きな声で笑う

「あはは」と大きな声で笑うだけでも印象ががらりと変わります。ネガティブ思考であっても、笑っていると暗い人だという印象は持たれなくなります。うれしいときには思いっきり笑うことがポイントです。

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