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疲れにくい体を取り戻すために……。疲労を招く“5つの生活習慣”をチェック

顔を拭く女性■体がラクになる糸口を見つけよう

最近、なんだか疲れやすくなった……と感じたりしていませんか? 何らかの病気がかくれている場合もありますが、特に検査などで異常がなければ、次のような項目をチェックして、工夫してみると楽になる糸口が見えてくるかもしれません。

■早速チェック! 疲れを招く習慣

1:生活リズムの乱れ
朝明るくなったら起きて、夜日が沈んだら寝る、というリズムは人にとって極めて自然で、生理的なものです。ここを大きくゆがめてしまうと、体や神経に大きな負担がかかり、疲れが体に残ってしまいがちです。

2:悪い姿勢や目の使いすぎによる肩こり
長時間パソコンやスマートフォンの画面を見続けるといった目を酷使する行為や猫背などの姿勢の崩れは、結果として慢性的な肩こりを招き、疲労感を強くします。そのほか、メガネやコンタクトレンズの度数が合わないことも、目にとって大きな負担となります。

3:アンバランスな食生活
乱れた食生活も異常な疲労感の原因に。特に、ビタミンB群が不足すると疲労感を強めることが知られています。そのほか、疲労を軽減するためにはカルシウムを含む乳製品や食物繊維、ビタミン群が豊富な緑黄色野菜なども積極的に摂取しましょう。一方、アルコールは体の中で分解されるときに多量のビタミンBを破壊するので、飲みすぎは厳禁!

4:運動不足
慢性的な運動不足で筋肉量が減ってしまうと、ちょっとした動きが負担になります。適度な運動はストレスや肩こりの解消にも非常に有効です。

5:ストレス、がんばりすぎ
人の防衛本能で、ストレスがかかると交感神経が優位になり、全身の筋肉が緊張します。そのためエネルギー消費が増え、疲れを慢性的に感じるようになります。がんばりすぎがよくないのはもちろんですが、あまりにものんびりした生活も逆にストレスになることもあります。難しいかもしれませんが、メリハリが大事ということですね。

■まとめ

上の項目のうち、ひとつも当てはまらないという方は少数派かもしれませんが、少しずつでも改善していけるといいですね。

(文:36歳女性内科医/Doctors Me、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.07)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2014年11月12日に公開されたものです

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