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丼の上で豚バラの花が満開!1kgの豚丼が待ち構える新橋「豚大学」に入学してみた

豚大学入り口

新橋駅前のニュー新橋ビルには、豚丼の専門店「豚大学」がある。店に近付くと、芳ばしい香りが漂ってくる。かわいい豚鼻のマークが描かれた扉を開けて入って見れば、カウンターだけの小さな店は満席。昼食時から既に2時間ほど経過しているというのに、だ。

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仕事の移動途中に急いで食べるビジネスマン、遅い昼休みを過ごす人……。意外にも女性の姿も多く見られる。

タレの旨みが決めての帯広系豚丼

これがウワサの豚丼特大だ!

ここの豚丼は、いわゆる帯広系豚丼。牛肉店などの豚丼と異なり、豚のバラ肉をシンプルに焼き、ちょっと濃い目の醤油ダレを付けて、ご飯にどんと盛りつける。余計な具材がない分、ダイレクトに豚肉の旨みが伝わってくる。

豚大学の豚丼の魅力は、芳ばしく焼き上げた豚肉のやわらかさ。そしてニンニクの入ったあまじょっぱい特製醤油ダレのうまさ。

メニューは豚丼の一択で、ほか、追加料金でトッピングをつけたり、味噌汁とのセットにしたりすることができる。また、缶ビール(310円)があるので、夜はビールと豚丼でほっと一息なんてことも可能だ。あんず棒アイス(30円)は、飲んだ後にでも、といったところだろうか。

いよいよオーダーだが、まず、券売機でチケットを購入する。もちろんデカ盛り探検隊としては、特大(1,020円)を選択するのみ。そのチケットを出して待つこと7~8分ほどで豚丼特大が運ばれて来た。

少し待たされるのは、作り置きではなく焼き立てがご飯に盛られるから。いつもできたてアツアツが食べられるのだ。

運ばれて来た丼からは、鼻を近づけずとも、なんともいい香りが漂ってくる。

ご飯の上で花弁のように咲いた豚バラ肉

特大の重量は約1kg。肉はまるで八重の花のように美しく並べられている。食べてみれば肉は思ったほど脂っこくない。直火で焼いている間に油が落ちるのだろう。

そしてやわらかくてとても食べやすい。特製ダレと肉のエキスはご飯にまで染み込み、肉がなくとも食べられそうだ。真ん中に乗っている青菜がちょうどいい箸安めになっていて飽きがこない。お好みでトウガラシを振りかけるのもいい。

もりもりと食べつつも、1kgが相手だ。半分までは勢いよくいったものの、だんだんスピードが落ちてくる。トウガラシをかけて少し味を変えてみては、また食べる。かなりの苦戦をしつつなんとかゴール!

ライターはすっかり苦戦したが、お店の人に寄ると1日5食ほどは特大が出て、ほとんどの人がペロッと食べていくという。旨い豚丼は働く人の腹を満たし、しっかり日本の力になっているのだ!

こちらの豚丼、テイクアウトも可能。おうちでこっそりチャレンジするのも手なので、女子にもぜひおすすめしたい。

《豚大学 新橋店》
東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル
月曜~金曜 10:30~21:45(LO)
土日祝 11:00~15:00/16:30~20:15(LO)
無休

(OFFICE-SANGA 平野凛)

※この記事は2014年11月08日に公開されたものです

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