お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

経済学を応用! 恋愛にも使える「パレートの法則」とは?「自分の魅力の20%を磨く」

彼との関係を築いていくなかで、自分自身と向き合う瞬間は多々あると思います。でもなかなかひとりで解決するのが難しい……そんなケースもありますよね。今回はそんな「困った」に役立ちそうな法則を、経済学の世界から借りてきました!

パレートの法則

「パレートの法則」をご存じですか? イタリアの経済学者、ヴィルフレド・パレートが発見したもので、経済を語るうえで用いられることが多い法則です。

「全体の数値の大部分は、全体を構成している一部の要素が生み出している」という説は、80:20の法則とも言われ、「売り上げの80%は顧客全体の20%の人が生み出している」「仕事の成果の80%は、仕事時間全体の20%の時間で生み出されている」などといった使われ方をしています。

また、この「80:20」の割合は作業の効率化を考える際にも当てはめることができるでしょう。例えば、毎回100%の仕事を目指すことはいいことですが、完璧さを求めるあまり効率を無視してしまうと、ほかの仕事がなおざりになってしまう……それでは業務全体の効率がいいとは言えませんよね。

そんな場合は20%のこだわりは置いておき、80%程度の完成度を達成したら次の仕事に移るというルールを実践することで、ある程度の完成度を維持しつつ、効率も上げることができるというわけです。

恋愛に当てはめてみる

では、この法則を恋愛に当てはめてみてはどうでしょうか。彼との関係や恋愛における自分自身の言動に「100%」の完成度を求めてはいませんか? もちろん、完璧を追及することが悪いこととは思えませんが、あまりにも高い完成度を求めることは、彼はもちろん、自分自身を追いつめることにもなりかねません。

そこでこの法則が登場です。まずは自分自身に完璧を求めている人の場合、自分の中の20%を「魅力」「アピールポイント」「強み」として磨いていってはどうでしょうか。その20%の輝きが増すことで、マイナスポイントやコンプレックスなどをカバーすることができます。

さらに、ポイントを絞ることで、「100%完璧に!」という思いからも解放され、余分な肩の力を抜くことができます。ガチガチに力の入った美人は別の意味で素敵ですが、一緒にいてもリラックスできないと感じる男性もいるはずです。

そして二人の関係においても同様、彼との間にある20%の「素晴らしいこと」に目を向けましょう。100%の完成度を求めるよりも、「ふたりの間にある良いこと」がくっきりと見えやすくなるはずです。

人はついつい悪いことに目を向けてしまいがちですが、たとえ少なくとも、そこにある「いいこと」をアピールすることで、本来の魅力が輝きだすものです。最近、自信を失いがち……という人は、ぜひ試してみてくださいね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2014年10月23日に公開されたものです

SHARE