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あなたのトークが実は損している!その話し方とは?「自分の意見が入っていない話し方」

こちらには何の悪意もなく、決して相手を不快にさせたい訳でもないのに、なぜか話し相手が不機嫌になってしまうことはないでしょうか? そんなときは、こんな「損な話し方」をしていないか要チェック。理由もわからず他人を怒らせたことがあるなら、こんな話し方をしていなかったか確認してみましょう。

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せっかちな話し方

相手の話を最後まで聞かず途中でさえぎってしまい、自分の意見を挟もうとするのは損な話し方です。相手は最後にオチを話したかったかもしれませんし、最終的な見解を話すための前振り段階だったかもしれません。

結論を導くための前振りが長い人は聞いていてイライラするものですが、自分の話を遮られてうれしい人はあまりいないはず。結論を急ぐ場合は、遮るよりも質問をして相手を上手に結論へ「リード」してあげましょう。

自分の意見が入っていない話し方

相手と会話するときに、つい気を使って相手中心で会話を進めていませんか? 例えば自分は上司が嫌いじゃないのに、話し相手は上司が大の苦手だったため「上司ってうざいよね」と声をかけるようなことです。

相手に合わせて会話を進めると自分に話すことがなくなりやすいため、会話が途絶えてしまったり、相手ばかりが話の中心になったりします。相手が自己表現好きで自分の話ばかりする人なら問題はありませんが、そうでないなら「何か探ろうとしている?

」「取り入ろうとしている?」なんて不信感を持たれてしまうことも。自分の意見を言ってはじめて、お互いに意見交換ができ、会話が生まれます。相手に気後れすることなく、ぜひ自分は何をどう思うのかを積極的に発信してみましょう。

弱々しい、おどおどした話し方

声が小さくなってしまったり、語尾を最後まで言い切らない内に言葉を飲みこんでしまったりなど、話し方が弱々しい人は「自信がない人」「卑屈な人」だと判断され相手の攻撃心をくすぐってしまうことがあります。

大抵の人は不安や自信のなさを隠し、弱い自分を他人に見せないように、また弱い自分を否定し気づかない振りをしていたりします。弱々しい話し方をする人は、そんな「弱い自分」を相手に意識させてしまうのです。そのため衝動的に打ち消したくなってしまうのでしょう。

不安や恐怖心を乗り越えるのは簡単なことではありませんが、弱い話し方で攻撃されやすいなら「自分ではない誰か」を演じるつもりで話すのも大事。人前で演技することは、決して不誠実でも自分を偽ることでもありません。

むしろ相手に喜んでもらうための演出であり、「おもてなし」なのです。

人柄は決して悪くないのに、わざわざ人の反感を買ってしまう人はこんな「損な話し方」をしているのかもしれません。人間関係づくりがスムーズにいけば、毎日が少し楽になります。人間関係に使う労力を少し減らす意味でも、損な話し方をぜひ見直してみてください。

※この記事は2014年10月14日に公開されたものです

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