
「抜け駆け女子」への対処法

私が常々、頑張っている真面目な若いお嬢さん方に言っているのが、
「女はちゃっかりしてる方がいい」
です。
フェアにフェアに生きて行こうとしても、この世はそんなに公平ではない。
真面目に清く正しく生きていたら、王子様が見つけてくれて、
「キミの事、ずっと見てたよ」
なんて言われたら、その男はもはやストーカーです。
真面目に仕事をしていれば、上司がちゃんと評価してくれるというのも、今や昔。
今ではその上司だって余裕が無くて自分の成績にいっぱいいっぱいだったりします。
主張したり、アピールしたりしなければ、一生日の目が当たらないかもしれません。
そんなご時世にはハッタリも必要。
「1しかできないけど10できると言う」くらいのハッタリは、一糸乱れぬポーカーフェイスでできるようになりましょう。
チャンスを掴んだら、それから死にもの狂いで帳尻を合わせればいいのです。
そして、結果的に10できるようになったら今度は20できるという。
そうやって、握力強い先人女性たちは、「ハッタリ&帳尻合わせ」でスキルとポジション、彼氏や夫を獲得してきました。
道が開かれたとはいえ、未だ未だ女性活用が進まない職場においても、草食系男性たちが増えた恋愛市場においても、女性が行動を起こさない限りいいカードは回ってきません。
少しぐらいちゃっかりしても、内緒で抜け駆けしても、テヘペロでたくましく進んでいく気概と、女同士それを受容してあげる度量が必要なのです。
人生も仕事も恋愛も、全てサバイバル。
どうせなら、女性同士で情報交換し、時に慰め合い、時に共闘して、楽しんでサバイブしようではありませんか。
※この記事は2014年10月09日に公開されたものです