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「抜け駆け女子」への対処法

川崎貴子

2. ターゲットをまちがえない

質問に特定の異性の影が見えないこと、友人女性の話がメインであることからも言えるのですが、
相談者の意識が完全に女性(友人)に向いていることが気になります。

女性は、小学生から高校生ぐらいまで、同性愛者じゃなくてもプチ同性愛的な関係を女友だちと経験します。手をつないだり、おトイレも帰宅も一緒だったりで、好きな男性のことをお互いに話してはいるものの、一番必要なのはその親友の女性だったりして。

そして大人になると、その傾向はだいぶなくなり、今度はライバルとして女友だちの動向が気になりはじめます。結局のところ、ずっと同性である「女性」にばかりに注目しちゃっているのです。

でも、思い出してほしいのですが、学生のころからモテていた女性は、特定の女友だちとべったりというタイプではなく、どこか孤高の存在で、男性の方を実はちゃんと意識していたタイプではなかったでしょうか?

大人の女たるもの、女同士注目し合っていないで、意識はターゲットである男性に向けましょう。

3. 寛容な姿勢がチャンスを増やす

私の友人で、とにかく彼氏を途切れさせない人脈を持つ女性と、とにかくビジネス上で誰もが羨む人脈を持っている女性がいます。

二人の共通点は、人脈の手離れがよいこと。そして、人付き合いのルールが最低限しかないことです。

たとえば、
「Aさんに頼まれたので、Bさんを紹介しました。後は2人で調整してください」とか、
「自分の主催したパーティでAさんとBさんが出会いました。よかったね」という感じです。
自分の人脈に全く固執しない人たちなのです。

勿論、トラブルがあれば間に入ります(これが最低限のルール)が、「あの人はもともと私の友人だったのに」とか、「せっかく紹介してあげたのに、そのあと報告が無いのはおかしい」など、女性にありがちな「人間関係の既得権益」に一切縛られていないのが特徴です。

「人も天下のまわりもの」なのかもしれません。
人間関係をさっぱりと受け止め、自ら流動化させるそんな彼女たちには、雪だるま式に新しい人脈が更に集まってくるのですから。

 相談のケースでも、「みんなで一緒に出会ったのに」などと拘らず、ほかの誰よりも「2人がカップルになれて、本当によかったね」と言って一緒に喜んであげられると、貴女の寛容な姿が女性にも男性にも好ましく映り、そのカップルの彼氏の友人、またその友人、などなど、ご縁が増える確率は上がることでしょう。

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