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大切なのはやっぱり相性!? 結婚してから気づいた、夫と「どうしても合わない部分」

多くの独身女性にとって、やはり結婚はあこがれではないでしょうか。だからこそ、婚活イベントなども大盛況となっているワケですが……。結婚は、決してゴールではありません。世の中には、結婚してから、夫とどうしても合わない部分に気づいてしまった女性もたくさんいるようです。今回は、そんな悩める女性たちにお話をうかがいました。

晩酌しちゃダメなの!?(リサさん/29歳/広告)

「結婚から一年たった今になって、やはり結婚生活において重要なものは、2人の相性だと痛感しています。夫とは食べ物の好みや趣味、仕事に対する考え方、金銭感覚などは比較的合っていると思います。これだけ相性のいい部分があれば、それで十分だと周囲の人からは言われるのですが……」

たしかに、これだけ多くの面で相性がいいと感じるなら、理想のご夫婦と言ってもいいのでは? しかし、リサさんにはひとつだけ、どうしても気になることがあるようです。

「飲酒に関する部分で、私と夫はまったくタイプがちがうんです。私はお酒が大好き。一度にたくさん飲むことはありませんが、できれば毎日晩酌を楽しみたいタイプ。一方の夫は、飲めるけれども、別に積極的に飲みたいとも思わないタイプ。恋人時代は夫が私に合わせてくれていたのでしょう。食事に行けば、一緒にお酒を楽しんでいました。でも、結婚してからはまったくそれがなくなってしまったんです」

結果的に、リサさんはひとりで晩酌をすることに。といっても、普段は缶ビールを食事の際に一本だけ。休日には、グラス一杯程度のワインを飲む程度だそうです。

「欲を言えば、たまには一緒に飲みたいのですが……。まあ、飲まないに越したことはないので、少し寂しいですが、それはいいんです。ただ、最近は私がひとりで飲んでいると、あからさまに夫が嫌な顔をするようになりました。晩酌は毎日ではありませんし、酔っぱらうほど飲むわけでもありません。それでも、私が晩酌を我慢しなくてはならないのでしょうか?」

子どもができれば、子育てで晩酌どころではなくなるため、今は2人きりの気楽な生活を楽しみたいと考えているリサさん。たまに少しお酒を飲むくらい、別に嫌な顔をするようなことではないと思うのですが……。旦那さまには、旦那さまの言い分があるのかもしれませんね。

週末が怖い……(ミドリさん/27歳/小売店)

「2年間の同棲生活を経て、半年前に結婚しました。同棲中はあまり感じなかったのですが、結婚してから急に、夫との休日に対する考え方の違いが気になってきたんです。夫も私も、基本的に土日が休みの仕事をしています。休日が合うのはいいのですが、その過ごし方に関して、どうも相性が悪いようで……」

ミドリさんは、休日は特別なことをしなくてもいいというタイプ。ただ、家事をするだけでも、ゴロゴロするだけでも十分楽しい。近所を散歩したり、思い立って遠出をしてみたりと、あまりしっかり予定を立てず、自由に過ごしたいそうです。

「夫はまったく逆のタイプなんです。『今度の週末には、アレをする、コレをする』と予定をしっかり立てたいタイプ。さらに、何の予定も入っていない休日が嫌なようですね。だから、アレコレとやることを作りたがる。私には、それが窮屈なんです。そのせいで、ケンカをすることもあります。先日も、夫が金曜の夜に『明日は何する?』と聞いてきたんで、私は疲れていたこともあって『そんなの、別に明日考えればいいじゃない』と言ったら、ケンカになってしまいました」

休日の過ごし方について、落ち着いて話し合いをしたこともあるそうです。しかし、お互いに理想とする休日がちがいすぎるため、どうしても理解し合えず。

「最近は、週末になるのが怖くなってしまいました。また、ケンカになったらどうしようと、考えてしまうんですよね。夫がひとりで出かける予定が入ると、正直ホッとします。こんな状態で、この先の結婚生活がうまくいくのかどうか……。少し不安です」

同棲中はそれほど気にならなかったとのことですから、もしかすると「夫婦とはこうあるべき」という思い込みが、少し邪魔になっているのでしょうか? 休日を心待ちにできる日が、いつかやってくるといいですね。

まとめ

今回は「お酒に関する相性」「休日の過ごし方に関する相性」の2つのエピソードをご紹介しましたが、きっと結婚後に気になってくる合わない部分というのは、夫婦の数だけあるのでしょう。結婚がゴールだと思い込んでいると、理想と現実の違いに苦しむことになることも。「結婚はスタート」そう考えておくべきかもしれませんね。

※画像は本文と関係ありません

(OFFICE-SANGA 森川ほしの)

※この記事は2014年10月07日に公開されたものです

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