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30歳は妊活適齢期。妊活費用は35歳を超えると20代の10倍以上に~「妊活・妊娠・子育てに関する意識と実態調査」

エムティーアイは、同社が運営する妊娠・出産・育児の情報サイト『ルナルナ ファミリー』において、妊活中の女性、妊娠中の女性、子育て中の女性を対象に、「妊活・妊娠・子育てに関する意識と実態調査」を実施した。妊活とは、妊娠を目指した活動すべてを指し、妊娠に関する知識を身につけたり、妊娠に向けて体調管理を心掛けたり、出産を想定した人生設計を考えたりすること。

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子育て中の女性は、男女が「平等だと思わない」と感じる人が多く(65.9%)、女性が重要ポストにつくことによって改善すると思う問題は、「少子化問題」(65.4%)、「社会保障・福祉制度」(60.5%)、「日本の景気・経済状況」(30.0%)、「環境問題」(27.3%)などがあがった。

自分が日本の首相なら少子化対策としてどのようなことをしたいかという質問では、最も多い意見が「保育・託児施設の充実・増設/待機児童をなくす」(154件)、次いで「妊活/不妊治療への助成」(97件)、「児童手当・子育て助成金」(87件)、「妊娠/出産費用の補助」(83件)など、家計への経済支援が続いた。日曜・祝日の開園を望む声もあった。

現在妊娠中の女性の2人に1人(56.6%)、子育て中の女性の3人に1人(32.7%)が妊活を経て妊娠。35歳を超えると妊活率も大きく上昇し、妊娠中の女性の74.2%、子育て中の女性の39.0%が妊活により妊娠している。

妊活開始年齢は、現在妊活中の女性の平均は30.9歳、妊娠中の女性では29.7歳、子育て中の女性は29.8歳であった。30歳が妊活開始の分岐点となっている。

現在妊活中の女性の妊活費用の平均は、29歳以下で33,757円、30~34歳で79,277円、35歳以上では29歳以下の10倍以上の347,336円。35歳を過ぎると妊娠しにくくなるだけでなく、経済的な負担も重くなることがわかる。

妻が夫に望むのこととしては、悩みや愚痴を聞いてくれたり、家事を積極的にしてくれることがあがった。子育てママが、夫にしてほしいのにしてくれていないと感じていることとしては、「1人の時間を持たせてほしい」がトップとなった。

出産後も働きたい妊活女性は85.9%だが、出産後に実際働いているワーキングママは44.9%。働く理由は「家計が厳しい」がトップ。この一方で、「働く方が育児ストレスがたまらない」と仕事をうまく活用するワーキングママの姿も明らかになった。

【調査概要】
調査対象 妊活中の女性602名、妊娠中の女性376名、子育て中の女性446名
調査方法 『ルナルナ ファミリー』スマートフォンサイト内にて
調査期間 2014年8月15日~24日

(エボル)

※この記事は2014年09月25日に公開されたものです

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