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恋愛に効く“ほめ言霊”【後編】 男子にコレを言ったらNG? ほめ言葉で気をつけること

武田双雲

男性は「ほめられたい、認められたい!」という承認欲求が強いもの。【前編】では、書道家・武田双雲先生オススメの“ほめ言霊”を5つご紹介しました。でも、男性は意外とデリケート。伝え方や言葉を誤ると、せっかくほめているつもりが逆効果になってしまうことも……。そこで双雲先生に、より伝わるほめ方のポイントと、男子に使うとNGな“だめ言霊”を教えていただきました!

●ほめ言霊は“感動を短く伝える”キャッチボール
男性は比較級でものごとを受け止めるため、あまりほめすぎると「ほかの男子にも言ってるんじゃないの?」と、ウソっぽく聞こえてしまうことに。そのため、相手の行動や言動に対して、ポンと短くリアクションすることが大事なのだそう。

「やたらボールを投げられても受け止めきれませんし、だんだん『なんだ、このピッチャーは!?』みたいになりますから(笑)。小声もいいですよね。『わ、幸せ……』みたいに、思わず漏れちゃった感じ。リアリティがありませんか? 相手をほめようと思うよりも、感動を伝えることが大事。喜びとか感動がある言葉は、ウソじゃないからうれしいんです。ほめ言霊の達人は打算がない。ふっと思わず感動して出ちゃった言葉がいちばん伝わりますね」

●「浅い」「○○点」は男子を傷つける!?
男性は「深い」自分が大好き。そのため、逆を意味する「浅い」「浅はか」「軽い」「薄っぺらい」などは、男性に言ってはいけない“だめ言霊”。言われたら、ことさら傷つくそうなのでご注意を!

また、「わかる」という言葉に関しても、「軽い話のときならいいですけど、ちょっと重い話で『わかる~!』と言われたら、『ほんとにわかってるの?』みたいになりますよね。こっちはすごく悩んでいるのに、簡単に理解されたら困るよって。そこが面倒くさいんですけど(笑)」と、真剣な話の際にはマイナスになることも。

さらに、男性は比較された評価も素直に喜べないようで、「あなたは95点だね、と言われても『え、残りの5点はどこ行っちゃったの?』となる(笑)。今まで付き合った男性の中でいちばんかっこいいって言われるなら、『かっこいい』だけでいいんです」と、比較しないことがポイントのようです。

●男性のリアクションが悪くても大丈夫!
ほめ言霊は、数をこなしていけば誰でもうまくなると双雲先生。

「テニスやゴルフみたいに、だんだん打つタイミングとか、力の抜き方、カーブでも大丈夫とか、ぼーっとしていると見逃す、みたいなコツがわかってきます。最初は下手でいいんですよ。それに、ほめたときに男性のリアクションが悪いからといって、ビビらなくても大丈夫。男子はあまりほめられ慣れてないので、すっごく喜ぶ人は少ないんです。でも心の中ではめちゃくちゃうれしくて、見えないところで『よしっ』ってやってますから(笑)。その球はものすごく効いてます」

実際に『いろはにほめ言霊 幸せを呼ぶ47のほめる方法』の読者からは、「旦那さんにほめ言霊を使うようになったら、最近どんどん夫婦仲がよくなった」などという声が、続々届いているとか。みなさんも意中の男性や、大切な人に“ほめ言霊”を伝えて、ますます距離を縮めてみては?

●『いろはにほめ言霊 幸せを呼ぶ47のほめる方法』武田双雲 著(KADOKAWA/メディアファクトリー)

※画像は本文と関係ありません

(水野久美)

※この記事は2014年09月12日に公開されたものです

武田双雲

書道家。1975年、熊本県生まれ。東京理科大学理工学部卒業。3歳より書家である母・武田双葉に師事し、書の道を歩む。大学卒業後、NTT入社。約3年間の勤務を経て書道家として独立。音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーション、斬新な個展など、独自の創作活動で注目を集める。映画「春の雪」、「北の零年」、NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、世界遺産「平泉」、スーパーコンピュータ「京」、「美空ひばり」など、数多くの題字、ロゴを手がける。また、国内外から依頼を受け、パフォーマンス書道、書道ワークショップを行っている。現在は、各種メディアへの出演、イベントでの書道パフォーマンス、講演活動の他に、書道教室「ふたばの森」主宰。約300名の門下生に指導を行なっている。著書は『いろはにほめ言霊』(KADOKAWA)他、現在20を超える。

■公式ホームページ:http://www.souun.net/
■公式ブログ【書の力】:

http://ameblo.jp/souun/

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