自分で「女子」宣言をして許されるのは、何歳まで?

「たとえば、
・『太っていてすごく嫌だ、やせたい』
・『みんなやせている女が好きでバカみたい』
・『運動したくない』
と書き出してみる。そこから、どう行動するのか考えていくんです。そうすると、
・『みんなやせてる女が好き! は私の思い込みでは?』
・『死ぬほどやせたいかと言われるとそこまでじゃないし、おいしいものを楽しめる生活のほうが重要』
・『自分で自分にNGを出してるだけで、まわりの人は今の私をそんなに嫌いじゃないのかも』
・『むしろ、きれいにやせて人より上に立ちたいとか、小賢しいことを思ってるのは自分?』
など、少しずつ見えてくるものがあるので、こういう思考の訓練は早いうちにしておいたほうがいいかもしれません。これで出てきた自分像が理想とは程遠くても、それを否定せずにハハハと笑って、他人事のように受け止めてしまいましょう」
では、思考の訓練をして自分自身の調和がとれた女子になれたとしたら、いつまでも「女子」と言っていい、ということでしょうか?
「自分のなかに女子の要素が残っていることを認める意味で、『自分は女子だ』と言うのはいいと思います。女子魂はいくつになっても死なないんだもの。ただし、『女子』というのは刺青のようなもの。ときには、あなたらしさをアピールする素晴らしい勲章にもなるけれど、人をギョッとさせることもあるので、TPOをわきまえて出しましょう。自分のことをよくわかってくれている友だちや恋人など、数名には女子の刺青を見せても大丈夫。というか、隠しているつもりでも、すでにバレてます!」
女に生まれた以上、いつまででも「女子」。そのことに自分の中で折り合いをつけることも大事ですが、その「女子」性を他人に見せる場合、あまりにも「女子」過ぎる態度にならないよう気をつけることも、うまく人付き合いするには大事なことなんですね。
■ジェーン・スー 新刊著書『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)
http://www.gentosha.co.jp/book/b7971.html
(戸川光里)
※この記事は2014年09月03日に公開されたものです