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予想外の展開に! 元彼が私に与えた、別れ際の恐怖

人の心は移ろいゆくもの。恋人への気持ちが冷めてしまったり、ほかに好きな人ができてしまったりすることもあります。そんなときには、自分から別れを告げることになりますが……。彼がすんなり別れを受け入れてくれるとは限りません。今回は、彼に別れを切り出した際に、怖い思いをしたという女性の経験を紹介します。

■早まらないで!(ミズホさん/31歳/通信)

「20代のころに付き合っていた元彼は、ちょっと自分勝手なところがある人で、その言動に振り回されることもしばしば。一緒にいることがつらくなってしまったので、最終的に電話で『別れたい』と言いました」

彼の顔を見ながらでは、『別れたい』と言えないと思ったミズホさん。思い切って、電話で思いを告げたところ……。

「元彼は『悪いところは直すから、考え直して』と言いましたが、私の心はもう決まっていたので……。『もう無理だ』と何度も伝えました。すると、彼が『別れるくらいなら、俺は死ぬぞ!』と言って、電話を一方的に切ってしまったんです!」

それから何度かけ直しても、電話がつながりません。ミズホさんは怖くなり、あわてて元彼の家へ向かいます。

「半泣き状態で電車に乗って、彼の家に行きました。なのに……。彼の家に到着してインターホンを押すと、笑顔の彼が玄関を開けました。どうやら、テレビを見ながら自分で作った夕食を食べていた様子。一瞬ホッとしましたが、次に怒りがこみ上げてきて……。家には上がらず、そのまま帰りました。その後、彼から何度も連絡がありましたが、すべて無視。あまりにしつこいので、自分の連絡先を変えて、関係を絶ちました」

『死ぬぞ!』なんて言われたら、誰でも心配になってしまいますよね……。そんなことを簡単に口にするような男性とは、別れて正解だったかも?

■恐怖の請求書(カホさん/29歳/アパレル)

「別れ際に請求書を送りつけられたことがあります。相手は少し年上の男性で、収入もかなり多かったので、デートはいつも彼のおごり。私から『おごって』と言ったことはありませんが、彼の方から『払うよ』といつも言ってくれるので甘えていました」

優しくて太っ腹な彼。交際は1年ほど順調に続いたそうですが、カホさんに気になる別の男性ができてしまったため、別れを告げたそうです。

「しかし彼は、『絶対に別れない』の一点張り。だから、申し訳ないとは思いつつ、一切の連絡を絶ちました。そうしたら、送られてきたんです……郵送で元彼からの請求書が。請求書には、『○月○日食事代××円』『○月○日旅行費用××円』と、デートにかかった費用が詳細に書かれていました」

デート代の請求書を送りつけられたカホさん。ワープロで作成された非常に詳しい明細を見て、心の底から怖いと感じたそうです。

「中には、ガソリン代や電車賃、彼の家へ行ったときに使用した日用雑貨の項目などもありました。しかも、すべて日付入り。それが正確なのかどうか私にはわかりませんが……。あれだけ細かいということは、私と会うたびに使ったお金を記録していたのではないでしょうか? とりあえず無視しましたが、それ以降は向こうからもまったく連絡はありません」

きっと請求書はただの嫌がらせで、あきらめてくれたのでしょう。「それでも、いまだにときどき思い出して、『あの人がまた何か言ってきたらどうしよう』と、怖くなることがあります」とカホさん。怖い思い出は早く忘れて、新しい恋を満喫してくださいね。

■泣かないでよ!(リサさん/30歳/商社)

「カフェで元彼と別れ話をしていたときに、その元彼が突然号泣しはじめて困ったことがあります」

まあ、男性でも振られて涙を流すこともあるでしょう。しかし、場所はカフェ。周囲にはほかの客や店員がいるわけですから、リサさんはかなりあわててしまったようです。

「最初はしばらく待てば泣きやむだろうと思って、黙っていました。でも、一向に泣きやむ気配なし。『とにかく場所を移そう』と言ったら、さらに大きな声を上げて泣きはじめたんです。だんだん、困るというか、怖くなってきました」

店員さんから「大丈夫ですか?」と声をかけられ、ほかのお客さんからはジロジロ見られ……。リサさんはその状況に耐えられなくなったそう。

「一向に泣きやまない彼が怖くなって、その場から逃げ出しました。とりあえず会計だけ済ませて、店員さんにひとこと『すみません』と言い残し、ダッシュで帰宅。怖くて、後ろを振り返ることはできませんでした……」

こんなケースもあるようですので、別れ話は人目につかない場所でしたほうがいいかもしれませんね。

別れを切り出せば、相手を傷つけることになります。そのショックから、思いもよらない行動に出る男性も少なくないようですね。今、交際している男性との別れを考えている女性もいることでしょう。くれぐれも、別れ話の場所や言葉のチョイスにはご注意ください。

※画像は本文と関係ありません

(OFFICE-SANGA 森川ほしの)

※この記事は2014年08月29日に公開されたものです

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