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カップルにおいて重要なのは「嫌いなこと」の一致

趣味や友だち付き合いなど、好きなことが同じだと恋愛から結婚へとサクサク進みそうです。

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特に食の好みが違うと、食事の仕度をするにも外食するにも不便で不経済。だから食の好みが同じことは、重要なポイントだと言えるでしょう。

けれど、20年、30年を過ごすことを想像してみてください。

例えば、「旅行」が好きなのは同じだけど、海が好きか山が好きかは違うとか、年に一度行ければいいか毎月行かないと気が済まないとか。そんな微妙な感じ方の違いが、時間を重ねていくうちに大きな段差をつくることもあるのです。

「嫌いなこと」は我慢の限界に達すると「キレる」危険性アリ

そこで今度は視点を変えて、「好きなこと」ではなく「嫌いなこと」について考えてみましょう。

社会問題としても取り上げられることが多い、「ゴミ屋敷」「生活騒音」。瞬間的に目(耳)にするだけなら我慢できるかもしれませんが、イヤなことが継続し積み重なると、人間のストレスは二乗三乗とふくれあがっていくものです。

実際の例で見てみると、ふたりともクラブ遊びが好きな結婚3年目の夫婦。夫は「義理や礼儀を欠いた人が嫌い」なのに、妻の友人は一緒に外食して夫が支払っても「ありがとう」さえ言わないザツなタイプばかり。今、夫は不倫に走りそうです(危)

知ったかぶりをして態度が大きい夫に「騙された」と怒っている妻は、「知的好奇心が同じ」と信じていました。結婚10年で幼稚園児もいるので、教育問題に不安が生じているそうです(忍)

音楽好きが同じだと思っていた結婚20年の夫婦。夫の好きな大音量「パンクロック」に絶えきれなくなった「クラシック好き」の妻がある日、「くだらない音なんだからヘッドホン使えよっ!」と爆発ぶっちギレ。(泣笑)
■「嫌い」は「価値観」の決定的ボーダーライン

恋愛コラムニストの方も、「これだけは許せない」「これは譲れない」という「嫌いなこと」は、「好きなこと」と同じように「共通・共有の価値観」になると述べています。だから、その「嫌いなこと」の一致が、実は重要なんですね。

今、恋愛中の方、すでに結婚されている方、一度お互いの「嫌いなこと」についてお喋りしてみてはいかがですか?そして、嫌いなことを同じように嫌いと思うことで、良好な関係を長続きさせてくださいね。

※この記事は2014年08月27日に公開されたものです

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