専門家に聞く! 彼とお泊りをしたにもかかわらず、彼が手を出してこなかった……。これはなぜ?
こんにちは、心理カウンセラーの中野とも子です。
彼のちょっとした一言の裏を読む、恋愛読心術シリーズ。
暑い夏ももうすぐ終わり。
今年の夏休み、いかがお過ごしでしたか?
「今年は彼と旅行にいきました」なんていう話もちらほら聞こえてきて、羨ましい限りです。
しかし、中には「彼とお泊りをしたにもかかわらず、彼が手を出してこなかった件」について悩む女性もおり、「日本人男子の草食化」は、地球の温暖化なみに深刻だわと思った今日この頃。
冗談はさておき、「なぜあなたは彼に手をだされなかったのか?」について、考察しましょう。
原因はいくつかあります。
・あなたを真面目に友達と思っていた
・心ない言葉であなたが彼を萎えさせてしまった
・手を出したら後が怖いと思わせてしまった
・彼が「うまくできなかったらどうしよう?」と緊張のあまり手が出なかった
・「結婚まではしない」などの彼の中のルールがあった
・彼がスキンシップに「薄い」人だった
「友達と思っていた」の中には、「彼が同性愛者だった」も含まれます。
彼が同性愛者かどうかはよく見ていればわかるはず。もしそうだったのなら、あなたは良き友人となる他ありません。
それはさておき、実際彼はあなたと散々観光地巡りなどしてこ洒落た店でご飯を食べさせ、気を使ってエッチもなしでは、彼にメリットないわけですから、肉食系男子にはありえません。
もし肉食系のはずの彼が……ということであれば、あなたに女としての魅力が足りなかったと思わざるを得ません。
しかし「わたしに魅力がなかったの?」と涙目で彼に詰め寄ってはいけません。それをやってしまうとあなたの存在が「重い」と思わせてしまう可能性が高いからです。
また、女性がやりがちな「じらす」という行為。オジサマは好きかもしれませんが、いまどきの男子には「うざい」ようです。
「重い」「うざい」はNGです。気をつけましょう。
そして、彼が「草食系男子」の場合。これは肉食系とは対応が異なりますので気をつけましょう。
一緒にお泊り旅行するくらいですから、あなたのことをどうでもいい人とは思っていないはずですよね。
草食と言っても、男子ですから、まったく興味がないというわけではないのです。ただ、瞬発力がないのです。草食系男子の扱いについては、実際の草食動物を参考にしましょう。
ライオンやトラのような肉食動物はの歯は、一発で獲物をしとめられるように犬歯が発達しているし、前足には鋭い爪があります。
一方、鹿や馬のような草食動物の歯は、奥歯でしっかりかみ締め咀嚼できられるように大きく発達していますし、長距離を走れるようにひづめが発達しています。
そして草食動物のすごい所は、自ら体内でたんぱく質を合成することができる微生物がいるそうです。草食なのにマッチョなのはこのためです。
わざわざ肉を仕留め食らわずとも、自分の中でたんぱく質を作って自己完結するとは……!
「地道で、長い時間を穏やかに歩み、放っておいても浮気しない(笑)」
まさに草食系男子こそ、結婚向きなのではありませんか?
ですから、お泊りしたのに何もなかったことだけでがっかりせず、あなたが少し彼をリードするぐらいのことはあっても良いかもしれません。
物足りなさに焦ったりせず、徐々に慣らして安心させてあげましょう。
ちなみに、草食動物は、ターゲットを絞り獲物を襲いやすいように視野の狭い肉食動物に比べ、目が真横に付いていて格段に視野が広くなっています。
これは、襲ってくる動物をいち早く察知し逃げるためです。
ということは、草食系男子も逃げ足だけは速いという事になります。
ですからまちがっても、いきなり押し倒したり追い掛け回したりしないこと。
すたこらさっさと逃げられてしまいますからね!
では、またね。
(心理カウンセラー 中野とも子)
※この記事は2014年08月24日に公開されたものです