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ブラジャーにまつわる豆知識「71%の女性が自分のサイズを勘違いしている」「日本のカップサイズはAA~Kまで」

なんでも最近は「男性用ブラジャー」なるものまであるそうで、バカな筆者などどういうニーズがあるのだろうなどと思うわけですが。今回は、「ブラジャー」に関する豆知識をご紹介いたします。

【男性に聞いた!ブラジャーを片手で外せますか?「はい35.1%」】

●ブラジャーの起源は古代ギリシアにまで遡るといわれる。その当時は、女性の乳房を固定するためのベルト状のもので、乳房全体を覆うものではなかった。

●現代のブラジャーと同型のものがいつ発明されたかについては諸説ある。その中の一つは、フランス人・エルミニー・カドル(Herminie Cadolle)が発明したというもの。

●フランス人・エルミニー・カドル(Herminie Cadolle)が1889年に考案したのは、実は2ピースの下着で、このうち上の部分が現代でいうストラップを備えており、そのため現代的ブラジャーの発明者とされる。

●現代的ブラジャーの発明者といわれるエルミニー・カドル(Herminie Cadolle)が創業したランジェリーショップ「Cadolle」は、現在も事業を続けている。

●現代のブラジャーの原型を作り、「BRASSIERE」の特許が取得されたのは1914年2月12日、アメリカ人のメアリー・フェルブス・ジェイコブ(Mary Phelps Jacob)によってである。

●中国、内モンゴル自治区・赤峰市で発掘作業が行われていた、遼(916-1125年)時代の墳墓から、現在のブラジャーにそっくりな形状の絹製の下着が発見された。

●オーストリアのインスブルック大学が、オーストリア西部チロル州にある15世紀の城で、「ブラジャー」を発見したと発表。600年前のものと考えられるが、現在のブラジャーと形状は変わらない。そのため、世界最古の(現代的)ブラジャーといわれる。

●現代のブラジャーは大きく分けて4つのパーツからできている。すなわち「カップ」「ベルト」「ストラップ」「ホック」である。

●女性が何色のブラジャーを所有しているか、アンケート調査の結果は、第1位「ピンク」、第2位「黒」、第3位「ベージュ」、第4位「白」、第5位「ブルー」である。

●カップサイズとは、アンダーバスト周囲長とトップバスト周囲長の差で表現する。その差が大きいほど乳房が大きいとされる。

●日本では、ブラジャーのカップサイズは、AA、A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、Kの計12種類である。

●ワコールの調査によれば「71%の女性が自分のサイズを勘違いしている」。

●大きな乳房をしっかりホールドするため、ホックの数とカップサイズは連動しており、Cカップまでは2段で、Dカップからは3段になるといわれる。ただし当てはまらない場合もある。

●ワコールに問い合わせたところ、「ブラジャーを着用するモデルのカップサイズには特に規定はない」とのこと。

●1949年に和江商事から発売された「ブラパッド」が人気になったことが、日本でのブラジャーの普及に大きな役割を果たしたといわれる。

●和江商事は、女性下着メーカー最大手企業、ワコールの前身であるが、創業の1949年当時には総勢わずか10名の小さな会社だった。

●ワコールの「小さく見せるブラ」は大ヒットを続けており、累計売上枚数は47万枚となっている(2014年5月末現在)。

●「小さく見せるブラ」が日本でもヒットしたが、英語圏では「minimizer」というジャンルの製品がこれに当たる。

●マイナビウーマンの調査によれば、ブラジャーを着けて寝る女性は24.6%。75.4%の女性はノーブラで寝ている。

●マイナビウーマンの「ブラジャーの洗濯頻度」に関する調査によれば、「1回着けたら洗濯する」が75.7%でほとんど。「2-3回着けたら洗濯:19.2%」「4-5回着けたら洗濯:4.1%」と続いている。

●ブラジャーの販売枚数はワコールだけで年間4,520万枚にもなる。
(ワコールグループ全体の販売枚数:2013年3月末現在)

いかがだったでしょうか。知らないこともけっこうあったのではないでしょうか。昔の遺跡から現代のブラジャーに酷似したものが発見されていることを勘案すると、ブラジャー的なものは、昔から世界各地でいろいろ工夫して作られていたのではないでしょうか。

(高橋モータース@dcp)

※この記事は2014年07月10日に公開されたものです

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