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専門家 不調

目薬は1日4回まで、でもこの目の渇きや疲れ目はどうすれば? 眼科医に聞く目薬の正しい使い方

糸井素純

目が疲れたときのケアや気分転換に目薬が手放せないという女性は少なくありません。でも、目薬を使いすぎると、かえって目のトラブルを招いてしまうこともあるとか。トラブルなく目薬とつき合うにはどうすればいいのでしょうか。道玄坂糸井眼科医院の糸井素純先生に聞きました。

図表:目薬乱用

目薬のさしすぎは禁物。「1日4回以内」にとどめて

「まず、目薬をさす頻度ですが、人工涙液タイプは別ですが、その他の目薬は1日に4回程度までとしてほしいですね。それ以上になると、目薬のさしすぎを自覚したいですね。スッキリとした使い心地のクールタイプをはじめとする、市販の目薬の多くには、塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドラジンといった血管収縮剤という成分が含まれています。使うとすぐ充血や目の疲れがおさまることから人気がありますが、常用すると、かえって目が充血しやすくなります」(糸井先生)

血管収縮剤の入った目薬を常用すると、強制的に血管の収縮と拡張が繰り返されることになります。その結果、血管の弾力が失われ、血管が拡張し、いっそう充血が目立ち、目薬を使用する回数が増えるという悪循環に陥りやすくなるとか。

「市販の目薬には防腐剤のほか、メントール・ハッカといった刺激のある成分も多く含まれています。防腐剤は、角膜に傷がつきやすくなったり、傷の治りが悪くなるといわれ、目の不快感を招きかねません。また、クールタイプは爽快感はある一方で、目への刺激が強すぎて、やはり目に良いとは言えません」(糸井先生)

日常的に目の乾きや疲れ目に悩む人が常用してもいい目薬とは?

「人工涙液型の目薬がおすすめです。涙の成分に近く、血管収縮剤・防腐剤・刺激性物質を含みません。使い切りタイプは雑菌を含まないのでなおいいですね。ヒアルロン酸入りのタイプだとうるおいが持続するので、ドライアイの方は効果が期待できますよ」(糸井先生)

部屋、カラカラになってない? 目薬を使う前に気をつける4つのポイント

目薬を使いすぎないようにするには、部屋の湿度にも気を配るといいそうです。
「これからの時期で気をつけたいのは、エアコンです。部屋の湿度が下がると、目も乾燥しやすくなります。加湿器などを併用し、部屋の湿度を一定に保つよう心がけて。また、エアコンから吹き出てくる風が直接目に当たらないように、風向きや風量を調節してみてください」(糸井先生)

ちなみに、コンタクトレンズを使用している人が目薬を使用するときは注意が必要だそう。

「ソフトコンタクトレンズの場合は使用サイクルや素材によって、防腐剤が入った目薬を使ってもいいかどうかが異なります。一方、ハードコンタクトレンズは、防腐剤を含む目薬でも多くの場合問題ありません。ただし、コンタクトを外してから目薬をさすときは要注意。コンタクトレンズをそのまま再装用すると、雑菌が目に入り、眼感染症の原因になります。いったん外したら、必ず洗浄、ソフトコンタクトレンズでは、さらに消毒が必要になるものと考えてください」

(取材協力:糸井素純、文:松澤夏織+ガールズ健康ラボ)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.05)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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