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男のツボはコレ! 男性に心地よさが伝わる「甘え上手」のメソッド3つ

荒牧佳代

女性より男性のほうが甘え下手だということはご存知でしょうか? 男性にとってはプライドが命。普段から気持ちを張って社会に貢献しているので、甘えたくても甘えられないというのが本当のところ。一方、女性は一般的に男性に甘えられてなんぼという風潮があり、「甘え」こそ女性の特権とばかりに、小悪魔な魅力を公私ともにいかんなく発揮する女性もいます。

しかし、昨今はそのジェンダー的な役割が逆転しているといっても過言でない現象が起きています。心身ともに自立した働く女性の社会進出とともに、女性に甘え上手な男性版小悪魔が急増。反対に、甘え下手な男前の女性がじわじわと増殖中なんて傾向にあるのです。

それでは、その世情も踏まえつつ、男性の心に響く甘えを伝授していきましょう。

メソッド1:「わがまま」と「甘え」のちがいと、“快感のツボ”を知る

一番やってしまいがちなNGなことは、我欲の「わがまま」と男性が女性からされてうれしい「甘え」とのはきちがえです。前者は相手の男性にこうあってほしいという女性からの一方的な願望であり、男性が密かに望んでいる女性からの甘えではありません。

女性も男性に甘えて「女」としての気持ちを満たしたいでしょうが、男性だって自分の「女の甘えに応えられる男らしさ」を感じて満足したいのです。男性の自尊心が満たされてこその甘えであることを忘れないようにしましょう。

また、相手の男性の“快感のツボ”を知ることも大切。まずは、男性が何に誇りを持ち、女性からのどういう反応にうれしさを感じているか? を知りましょう。

例:「こうしてくれなきゃ困ります!」「嫌!」「え~!」など、女性が命令や否定的な言い方をすると、2人の間に壁ができます。いくらかわいく言ってもNGです。

メソッド2:キャパに合った甘えをセレクトし、一緒に上を目指す

男性の器あっての甘えですから、当然、男性のキャパ(許容範囲)が大きく広くないと甘えることはできません。かといって、うんと自分より年上の経済力があるオジサマくらいしか甘えられないのか? といえば、そうでもありません。

男性は社会でもまれて日々成長する社会的な生き物です。男性の成長に合わせ、男性のキャパを超えない甘えの要求ができる、ちょっとした工夫や頭を切り替えられる賢さが必要です。甘え上手になれば、甘えのレベルも彼の成長に合わせてアップできますからね。

例:「○○さん、今月の最後に○○をクリアして成功させるのが目標ですよね。応援しています! 達成したら一緒にご飯食べに行きましょうね!」などと少しずつ上のランクに目を向け、自分の甘えも一緒に叶えちゃいましょう。

メソッド3:ストレス過多な男性が相手の場合は、先に癒すことが先決

男性あっての甘えとお伝えしましたが、男性自身がストレスでがちがちになっていると、男性ホルモンのテストステロンの分泌も低下し、気力もなくなり、女性が入る隙間もなくなってきます。

オスとしての輝きがなければ、女性からの期待に応えようとしないもの。逆に、自分を元気にしてくれた女性の甘えなら聞いてあげたい、叶えてあげたい、と思うのが男心です。男性が疲れているなら、まず甘えるより癒してあげるほうが先と心得ましょう。

例:「○○さん、このごろ元気ないですね? 疲れたときはゆっくり休んでくださいね。○○さんが元気なら私も一緒にがんばれます!」のあとに、ニコ♪ の笑顔は忘れずに。

<まとめ>
大人になるほど甘えられないものですが、「甘え」は男性と女性を結ぶ心のツールです。しっかり学んで磨けば、強力なコミュニケーン能力になります。自分が素直に甘えられることができたのなら、それは、受け入れるほうの男性の協力もあったからこそ。必ず感謝の気持ちと、うれしかった気持ちを素直に伝えることも忘れないようにしましょう。男性は女性の反応をよく見ています。女性の笑顔が男性の心を明るくし、元気にしますからね。それでも、言葉で伝えるのが苦手な人は、男性のプライドを逆なでしない程度の小さな目に見えるプレゼントをお渡しするのも、自分の気持ちの代わりとして伝えるには効果的。「あなたに関わりたいです=甘えたい」ですから、甘えるにもまずは臆病すぎずに、男性と何らかのカタチで関わることからはじめましょう。プレゼントはそのときの頼りになるアイテムになります。お試しあれ!

(恋愛科学カウンセラー:荒牧佳代)

※この記事は2014年06月02日に公開されたものです

荒牧佳代

恋愛科学研究所所長、恋愛科学カウンセラー。脳内ホルモンと個人の性格や行動を関連させたロジックでさまざまなテーマを分析する恋愛科学(行動科学)のプロフェッショナル。2013年、avex(エイベックス)×DocomoのBeeTV「声感☆ラブメッセージ」全12話監修。2014年、Yahoo女子向けニュースアプリ「ポストピ」にて業界通のタレントとして記事をチョイス!コメント付きでピックアップ中。他、テレビ・ラジオ・ネットTVゲスト出演、Webサイトのコラム執筆、雑誌特集企画監修、恋愛&婚活セミナー講師、映画トークショーなど多方面で活躍中。

●オフィシャルブログ http://ameblo.jp/yumacute/

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