お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

もう辞めたい! 仕事でミスしたときの報告と謝り方

瀧本博史

中田ボンベ@dcp

「辞めたい」となる前に! ミスを引きずらない考え方

仕事でミスをしてしまった際、そのミスを長く引きずる人もいます。そうならないためには、どんなことを意識すればいいのでしょうか? 瀧本先生に教えてもらいました。

「起こったミスは成長のチャンスになる」と肯定的にとらえることが大切です。

普段から「ミスが起こらないよう計画的に仕事に取り組むこと」「誠実に仕事に取り組むこと」が必要です。しかしミスをしてしまった場合に、「このミスから何を得られたのか」を考えることも大事です。それは、起こったミスを克服することで、「ミスをした本人」と「組織」の両面でよい効果が期待されるからです。

ミスをした本人については、次から何に対して注意を払い、行動すればよいのかがわかるようになります。「こうすればこうなる」という原因と結果がわかるので、同じ失敗が起こらなくなり、より発展的な自分に出会うことができます。

組織については、ミスに至るまでの「組織のコミュニケーション不足」を改めて見直すきっかけになります。報告や連絡を含めたコミュニケーションの取り方に対する改善が期待され、ミスの規模によっては一度組織を再構築する機会にもなり、より強固な体制を整えることができます。その結果、他社に負けない競争力を持つ組織づくりができるのです。

大切なのは、「起こってしまったことは仕方がない」と開き直らず、次にどんな策が打てるのかを考えていくことですね。

次ページ:変にごまかそうとせず自分のミスに向き合おう

SHARE