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短いコメントで、相手を引きつけるテクニック「身ぶり手ぶりと豊かな顔の表情」

短い言葉で相手を引きつけることができればどんなに素晴らしいでしょう。プライベートでも仕事の上でも、きっと役立つに違いありません。そこで、そのような言葉がスムーズに話せるようになるテクニックを以下に紹介しましょう。

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冒頭の「つかみ」が大切

短いスピーチで相手の気持ちをこちら側にたぐり寄せるためには、会話の冒頭部分が重要です。これは落語や漫才を見れば分かると思います。彼らは、冒頭で観客の関心を引き寄せるための話を必ずしています。これを「つかみ」といいます。

この「つかみ」の出来いかんによって会話の正否はほぼ決まるといっても過言ではないでしょう。

キング牧師の「つかみの言葉」

スピーチの冒頭の「つかみ」では、聞く側の人がいかに注目してくれるかに集中しましょう。相手に「おや?」とか「なんだろう?」と思わせることができれば上出来です。有名な「つかみの言葉」では、米国のキング牧師が演説で放った「私には夢がある」というものがあります。

最初にこの言葉が発せられると聴衆は「どんな夢だろう?」と聞き耳を立ててくれるのです。

オバマ大統領の有名な一言

比較的最近の例では、米国のオバマ大統領の「YES WE CAN!」という言葉も有名です。直訳すると「そうだ、我々はやれる!」という単純な一言ですが、この言葉の効果は絶大で、オバマを大統領にのし上げた一言として大きな話題になりました。

オバマ大統領が発した冒頭の一言は、まず結論を先に述べて、その理由を続けるという会話のテクニックです。こうすれば、論旨がより明確に相手に伝わりやすいのです。

身ぶり手ぶりと豊かな顔の表情

自分の言葉を相手に効果的に伝えるために必要なのは、会話の内容を推敲(すいこう)することはもちろんですが、決してそれだけではありません。話しかけるのと同時に身ぶりや手ぶりの「身体全体のアクション」も大切です。

人の記憶に残る話とは、その内容がより具体的なイメージとして印象付けられるかどうかにかかっています。楽しい話題には笑顔で、悲しい話題の場合は悲しい顔で、表情を豊かにして、聞く人がまるでその場にいるかのような臨場感あふれる演出を心がけましょう。

※この記事は2014年02月13日に公開されたものです

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