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部下をやる気にさせたいなら「解決策を箇条書きにさせてみる」

部下を持つ組織のリーダーや管理職にとって、「いかに部下をやる気になせるか」という問題は永遠の課題といっても過言ではないでしょう。あらゆる組織体のリーダーたちが取り組んできた難問でもありますが、ここでは「質問」をキーワードに相手をやる気にさせる方法について紹介しましょう。

【やる気が湧いてくる発想法―「引き算発想法」】

解決策を箇条書きにさせてみる

やる気を出すのは相手であり、こちら側にできるのはあくまでも助言とアドバイスに限られます。したがって、相手を押し付けるように叱りつけたところで、やる気を出せる道理はありません。むしろ反発していよいよやる気を失ってしまうのが落ちでしょう。

ただ、「やる気を出さねばいけない」という問題意識がある人にはよい方法があります。

それは、やる気を出すための方法を、できるだけ数多く考えて紙に箇条書きさせるのです。そして、こちら側はそれを見て最も適切と思われる方法に丸印を付けて渡すのです。問題点を整理して解決策を自分で考えるための一番よい方法です。

楽しい事柄を質問してみる

やる気を出してやった結果に得られる楽しい事柄を矢継ぎ早に質問して答えさせるのもいいでしょう。努力の後にやって来る喜びを想起させるわけです。人は、楽しい将来が約束されれば頑張ることができる動物です。やる気が起きないのは、それらの楽しさを忘れているだけなのです。

それを思い出させるには、よりはっきりとしたイメージを頭の中に記憶させておくことが大切なのです。すぐにやる気をなくす人には、いつも楽しいことを思い出させる質問を投げかけてみるようにしましょう。

※この記事は2014年02月13日に公開されたものです

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