30代独身男女の3人に1人が「結婚はしない」と回答 その理由は……?
株式会社オールアバウトが運営する「生活トレンド研究所」は、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住の20~49歳の未婚男女計961名を対象に、「独身者の今後の人生」に関するアンケート調査を実施した。
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今回の調査で、自分自身の「結婚」について聞いたところ、年齢が高くなるごとに、「いつかは結婚したい」と回答した割合が減少し、「結婚はしないと思う」「結婚願望はない」と回答した割合が増加傾向にあることがわかった。
中でも、「結婚願望はない」は、男性では20代(15.2%)、30代(17.5%)、40代(18.7%)とあまり差が出ていないのに対し、女性では20代(7.4%)、30代(17.5%)、40代(26.3%)と年代が高くなるごとに大きく増加しており、女性は年代が高くなるとともに、結婚観が大きく変化していくこともうかがえる。
「結婚できるかどうかわからない」「結婚はしないと思う」「結婚願望はない」理由として男性に多かったのは「出会いがないから」(52.7%)、「自分の収入が低い/不安定だから」(36.0%)で、女性に多かったのは「他人と暮らすのが面倒だから」(45.2%)、「出会いがないから」(40.0%)となった。
また、現在の不安について聞いたところ、男性は40代前半まで、女性は30代前半までは「自身の経済状態」が最も多く、男性の40代後半と女性の30代後半以降は「自分の老後」が最も多いという結果になった。
現在の住居形態は、40代女性の22.8%が「持ち家(マンション)」と回答。男性40代の13.9%よりも多い結果となった。現在の住居の不満や不安に対しては、男女すべての年代において、「専有面積がせまい」「収納スペースが少ない」といった回答が上位にあがっている。
老後に必要な資金額(年金は除外/1人で生活する時)については、半数以上が3,000万円以上と回答。そのうち2割以上(23.0%)は5,000万円と答えた。
また、何歳まで働き続けたいか聞いた質問では、「健康なうちはいくつになっても働きたい」と回答した人がどの年代でも最も多く、特に40代女性では半数以上(53.3%)が回答している。
※この記事は2014年02月02日に公開されたものです