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「うまそうに聞こえない」「シャケ? 弁でいいよ、もう」食材表示厳格化にネット民騒然

複数の業者で、実際と異なる食材がメニューに記載され問題となった「食品虚偽表示」問題。消費者庁がこれに関連して作成したガイドライン案が、ネットで話題を集めています。

店のメニューなどにおける景品表示法上の取り扱いについて、消費者庁が作成したガイドライン案ではより正確な食品表示が求められることになります。具体的には、「サーモントラウト」を「シャケ」と表示することなどが景品表示法上問題に。他にも、「牛の成形肉を焼いたもの」を「ステーキ」と表示することなどは、表示の態様によっては問題となる場合があるとされています。

従来の運用と比べるとかなり厳しいものとなった今回のガイドライン案に対し、ネットからは
「本物のシャケ使えば解決じゃね?」
「今まで外食産業は甘え過ぎ。本当に旨くて安い食材なら胸張って正しい名前付けて売れよ」
「ありのままに書いておいてくれた方が安心します(´・ω・`)」

といった厳格化に賛成するコメントが見られる一方、
「厳密だとは思うけど、うまそうに聞こえないんだが……」
「回転寿司がカオスになるな」
「誰も300円で買える弁当が鮭だとは思ってない」
「ぶっちゃけ美味けりゃなんでもいいよ(´・ω・`)」
「シャケ?弁でいいよ、もう」などという否定的な意見や投げやりな声も。

なかには、
「手打ちうどん→機械打ちうどん?」
「千葉ディズニーランドに今のうちに変更したほうがいいんじゃないのか? そのうち飛び火するぞ」

などと、さらに考察を進めるコメントもあり、今後も議論が尽きることはなさそうです。

食材表示をどのようにすべきか、立場によって捉え方も異なると思います。ただ、「最初から、サーモントラウトとかカラフトシシャモとして売り出してたら、安くておいしい魚として普通に人気出たと思うんだよね」という声もみられるように、少なくとも「安くておいしいものを提供するためのの企業努力」はオープンにしていく時代かもしれませんね。

(菓子太郎/サイドランチ)

※この記事は2014年01月22日に公開されたものです

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