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文章を理解するコツ―テーマを意識するだけで9割理解できる!「目次を見る」

文章を読むときに、文字のうわべだけをなぞっているようで、全然頭に入ってこない!という経験がある方はいませんか? それは、書き手との相性、文章のレベルによっても引き起こされますが、ときには、ただ単に自分の理解力不足が原因となっていることも……。

【絶対迷わなくなる!企画書が必ずうまくまとまる8つの流れ】

今回は、より理解が深められる読み方のコツを紹介します。

大事なのは、テーマ!

文章を読むときに、意識するべきは「テーマ」です。一言一句にこだわる必要はありません。書き手が意識しているテーマをつかむことが出来れば、それだけで内容を深く理解できる可能性が高まります。

テーマとは、ズバリ文章の軸となる考えのこと。書き手が、読者にもっとも伝えたいことでもあります。テーマ自体が難解な文章もありますが、まず「書き手が何を伝えたいと思って、書いているものなのか」という目線で読むことが、重要なポイントとなります。

企画書にも応用

実はこの「文章を読むときのコツ」は、自分が文章を書く立場になったときにも、応用できます。テーマが伝わりやすい文章は、相手に理解してもらいやすいのです。これはビジネスで使う報告書や企画書、提案書などにも利用できます。

これらの書類は、「ただ書けば良い」というものではありません。自分の意図を、相手に深く理解してもらう必要があるものです。どんなに良い企画を持っていたとしても、それが伝わらなければ意味がありません。「自分の企画を通したい!」と思うときには、ぜひテーマを意識して書類作成をしてみてください。

プロも使うコツ

この手法は、プロも使うテクニックです。人気のビジネス書を開いてみると、それがすぐにわかるでしょう。最初の数ページを読むだけでも、書き手の意図が明確に伝わり、言いたいことの全容が分かるようになっているのです。

テーマを意識した文章作りをしているからこその内容だと言えるでしょう。

忙しいビジネスマンが手に取るビジネス書は、「つかみが命!」です。最初の数ページで「何も伝わらない」内容では、訴求力は低いと言えるでしょう。売れるビジネス書になるためには、必須条件だと言えます。

アウトラインを活用しよう

テーマを意識した文章を書くときに、ぜひ活用したいのがアウトラインです。つまり、企画書全体の概要です。全体の文章作成を始める前に、アウトラインの整理をしましょう。テーマに沿った概要を作ることで、文章の軸が出来上がります。

あとは、より伝わりやすいよう、肉付け作業を行えばOK。内容がブレないので、伝わりやすい書類を作成できることでしょう。

文章を理解して読むためのコツは、理解しやすい文章を書くためのコツにもつながります。まずは、テーマを意識した読み方を実践してみてください。それが出来れば、自然と「わかりやすいビジネス文書」を作成できるようにもなるでしょう。

※この記事は2013年12月08日に公開されたものです

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