幸せにお金を貯める上での、ちょっとした心がけ「数を買うよりとっておきの一点を」
将来のためにもお金は無理なく少しずつためて、生活にゆとりを持たせたいもの。とはいっても徹底した節約を行うとなれば、好きなものも買えずに我慢してストレスをためてしまう可能性も。そこで今回は、ちょっとした心がけで無理なく幸せにお金をためるコツをご紹介しましょう。
■お金は人から人へ渡っていくもの
「商品」は作る人がいて売る人がいて買う人がいるわけですから、お金は循環することで市場も成り立ち、人々の生活が成り立っていると考えることもできます。この循環はどこが崩れてもバランスを保てなくなってしまいますから、買い控えするよりも積極的に使って市場を活性化させたほうが、最終的に自分にもメリットが回ってくるのです。
それが一番わかりやすいのが、身近な人にプレゼント品を買うなどしてお金を使うこと。こうすれば相手の喜ぶ顔を想像するだけでも幸せな気持ちになりますし、もらった相手からもすてきなお返しがもらえるかもしれないという楽しみもでてきます。
■自分にはとっておきの贅沢を買おう
自分の欲しいものを何でも買っていては、お金はあっという間に底をついてしまいます。服やブランド品などといったものをついつい買い込んでしまう方は、家にあるそれらを一度並べて見直し、本当に必要のある買い物であったかどうかを考えてみましょう。もしそこで反省すべき点がみつけられたのなら、それらに使うお金にある程度制限を設けるのも大事です。
オススメの方法は、数を買うよりとっておきの一点を買うこと。多少高くてもその一点だけなら今までよりも出費をおさえられるはず。数が少ない分、利用機会も増えてお気に入りの一点になるはずです。
■現金を持ってお金の大事さを実感
近年はクレジットカードなどの需要が増え、現金を使う機会がかなり減ってきています。しかしこれの欠点は、いま自分がどれくらいのお金を持っているのかということが、瞬時に判断しづらいことです。さらに、確認できるのもコンピューター上の数字だけとなると、手にとってお金の大事さを実感することができないために金銭感覚が衰えてしまうことも。
たまには現金を直接手にとって、それを稼ぐためにどれくらい働いたか、これで何がかえるのかなどをあらためて考えてみるのもいいでしょう。お金の大事さを実感できれば、それを持っているということの幸せも感じられるはずです。
お金は使い方ひとつで人を幸せにすることもあれば、不幸せにすることもあります。自分や自分のまわりの人が間違った使い方をしないように、ためになるお金の使い方を心がけてみましょう。
(ファナティック)
※この記事は2013年11月18日に公開されたものです