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新築祝いのマナー―忌み言葉や贈ってはならないもの「火を連想させるものは贈らない」

家を建てた人を祝う「新築祝い」。若いうちはあまり縁がないでしょうが、ある程度の年齢になれば、知人が家を建てることは珍しくありません。新築祝いを贈ることになった際に困らないよう、今回は、新築祝いのマナーを紹介します。

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新築祝いはできるだけ早く贈る

結婚祝いなどと同様に、新築祝いにもルールがあります。友人にならそこまで気を使うことはないでしょうが、会社の上司にお祝いをする場合などは、やはり失礼のないようにしたいところです。

まず、新築祝いを贈るタイミングです。基本的には、家が完成してから1-2週間以内に贈るといいとされています。新築披露など、家に招待されている場合は、訪れたタイミングで渡すのがベストです。いずれにしろ、遅くならないように贈るようにしましょう。

火を連想させるものは贈らない

贈り物としてふさわしくないものがあります。まずは「火」に関するものはタブーとされています。火は「火事」を連想させるため、ふさわしくないとされています。ライターや灰皿、アロマキャンドルなども避けた方がいいですね。

また、年上の方、目上の方への贈り物で気を付けたいものもあります。現金や金券は失礼にあたり、カーペットなどもあまり良い意味にならないとのことです。

縁起の悪い言葉を避ける

新築祝いを贈る場合に、手紙などを添えることもあると思います。その際は、縁起の悪い言葉はできるだけ避けましょう。

縁起が悪いとされている言葉は、「燃える」「焼ける」「火」「炎」という火事などをイメージする言葉。「閉じる」「つぶれる」「傾く」「腐る」「崩れる」といった、家が倒れることをイメージする言葉。また、「失う」「終わる」「落ちる」「死」という縁起の悪い言葉も避けるといいですね。

そう何度も新築祝いをする機会はないでしょうが、お祝いをする際はこのようなことに気を付けるといいでしょう。

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2013年10月27日に公開されたものです

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