結婚したいあなたへ。お見合いマダムからの5つのアドバイス
「結婚したいのに、なかなか結婚に結びつかない」と悩んでいるあなた。どうしたら結婚に結びつけられるか、知りたいと思いませんか?
今回は、数々の婚活女性から支持を受けるお見合いマダム、クレーン美幸さんからアドバイスをいただきました。
ステップ1:出会いのチャンスをモノにできていますか?
「初対面のお相手と話す機会があったとき、『この人は結婚相手としてアリ! いや、ナシ!』と即判断していませんか?
この出会い、どこでどうつながるかわかりません。ナシと判断したその人が、あなたに素敵な出会いを運んできてくれる人になるかもしれません。
また、あなたがお相手からもジャッジされていることをお忘れなく。だったら毎回の出会いで、『この子、良い子だな』とお相手に良い印象を持ってもらえるような接し方をした方が良いですね。
お相手が『あ、この人いいな……。今後仲を深めていきたいな』と感じなければ、その出会いはそこから何も発展しません。
つまり、『出会いのチャンスを次につなげていく』ことが、結婚につながる『最初のステップ』と言えそうです」
ステップ2:女性の最大の武器「笑顔」を忘れていませんか?
「婚活イベントをしていて、『あれ?』と心配になることがあります。
それは、『笑顔を忘れた』女性が多いということ。ご本人たちは、自分が笑っていないことに気付かず、知らず知らずのうちに怖い顔になっているのでしょう。しかし、周りの男性からすると、とても近寄りがたく、避けたい存在になってしまいますよね。
やはり、女性にとって最大の武器は『笑顔』。そして、それは男性に対して『あなたを受け入れますよ』というサインになり、安心感を与えます。
サインを受け取った男性は、その女性に自然にアプローチしやすくなります。きっと食事やデートへのお誘いも増えますよ」
ステップ3:交際への発展。「女性らしさ」を感じさせていますか?
「自分では意外と気付かない『ちょっとした仕草』、実は結構見られていますよ。
お箸の持ち方やお茶の飲み方、仕事中の書類の渡し方、ものの拾い方など、ふとしたときに、女性らしさを感じると男性はドキッとするものです。
つまり、あなたのちょっとした仕草は、男性があなたを『友達として』みるのか、『女性として』みるのかを決める大きなポイントと言えるかもしれません。
『女性として』の魅力を感じさせることができたら、交際へと発展する可能性はグンと高まりますね」
ステップ4:関係を深める。男女の違いを理解していますか?
「そもそも、男性と女性は『異なる生き物』。自分が『してもらって嬉しい』と感じることが、相手にとっても同じように心地良いとは限らないのですね。
男女で考え方や求めるものが違うので、すれ違いや誤解が生じやすいのは仕方のないこと。だからこそ、事前に男女の違いを知った上で付き合うことができれば、不要なすれ違いを防ぐことができます。
そして、何か障害が起こっても、男女の違いゆえのことだとわかれば、さらにお互いを理解し合えるようになります。そうなったら、結婚への道はそう遠くないでしょう」
ステップ5:結婚の決意。相手を信じる忍耐力がありますか?
「2人の関係を順調に築いてきたにも関わらず、結婚に結びつかなかったというケースで、一番残念なのが、相手を信じて待つことができずに、女性が自爆してしまうことです。
女性のイライラや不満が募って爆発、それを見た男性の気持ちが一気に冷める……。そうなったら最後、男性はあなたの元へ戻ってきません。さらに女性を傷つけたくない、面倒なことは避けたいという気持ちから、はっきりした理由を告げずに去ってしまうことも。
もし、彼がまだ結婚に対して準備ができていないと感じるなら、彼を責めず『理解する』『受け入れる』というスタンスで接してみましょう。自分の思い通りに無理矢理動かそうとするのではなく、彼が自発的に結婚したいと思えるように『男性を育てる』イメージですね。
結婚に結びつく愛とは、相手を受け入れて理解していくという忍耐力が必要なのです。
たとえ、つらい失恋があったとしても、決してその経験を理由に次の恋が始められないということがないように。『あの経験があったから、この人と出会って今の幸せがあるんだ』と思えるときがきっと来ます」
「私のココがマズかったのかもしれない」と思い当たることがあったあなた。ぜひクレーンさんのアドバイスを参考に、それぞれのステップで役立ててみてはいかがでしょうか。
クレーン美幸
結婚コーディネーター。神戸・東京の企業にて人事採用・教育研修業務に長年従事。2006年にイギリス系日本人男性と結婚。結婚コーディネーター養成講座修了後、現在は自らの活動と同時に、婚活会社のピーチベル(株)関東地区仲人、ほか鎌倉にてお料理合コン、婚活パーティー等も主催。
(OFFICE-SANGA Ai Kageyama)
※この記事は2013年10月25日に公開されたものです