転職先は、出向業務がメイン! 仕事環境が日々変わる中、能力を発揮する3つのコツって?
◆新しい環境でも能力を100%発揮する、3つのコツとは?
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出向先で出会った方々からのプレゼントと、会長からいただいたお守りをデスクに飾っています
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愛用の通勤バッグ。「キャメルは使い込むといい色になるのが好きです」と藤井さん
藤井さんが教えてくれた、「新しい環境で仕事をこなすコツ」は次の3つ。
1.「わからないことは調べること」
「最初は『わからないことは聞いてね』と言ってもらえますが、本当になんで
も聞くわけにはいきません。まず自分で調べて、それでもわからないことを聞きます。聞くときに『調べたのですがわからなくて……』という姿勢を見せることも重要です」
2.「メモをとること」
「何度も同じことを聞かなくてすむし、たまに最初と指示がちがう人もいるのでメモをとっていればそれが『証拠』にもなります。また、教えられたことだけでなく、クライアントや上司の好みもメモ。たとえば、『Aさんに書類を提出するときに好まれる字体はゴシック体』というようなことも。出向先では、それぞれの人ごとに好みや注意をまとめたページをつくっていました」
3.「どう動いたら好まれるか、カンを働かせること」
「環境によって何を求められているかはちがいます。一緒に働く人をよく見て、自分にどんな動きが求められているのかを考えます。勝負は最初の2カ月です」
「会社の看板として出向する」という責任を感じる藤井さんの言葉。口ぶりから仕事に対する誠実さが伝わってきます。後半では、意外な(?)趣味のメタル系音楽がきっかけで知り合ったというご主人の話など、プライベートについてうかがいます。
<藤井芙美子さんのプロフィール>
1982年生まれ。美大を卒業後、信用調査会社に就職。事務職に就く。2008年に結婚を決めたことを機に、現在勤務するインターリンク(http://www.interlink.ne.jp/)に転職。2度の出向を経て、現在は本社営業部で営業事務を担当。
※この記事は2013年10月09日に公開されたものです