絶対やってはいけない洋食の食べ方その2「音は立てない」「料理は主賓が食べた後」
タバコを吸うタイミング、料理に手を出すタイミング、うっかり食器を落としてしまったときの対応の仕方など、正式な洋食の席ではどうすればいいか分からないことがいっぱい。正しいマナーを覚えましょう。
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タバコはデザートが運ばれてから吸う
洋食の席では、タバコはデザートが運ばれてから吸うようにしましょう。これは、せっかくの料理の味や香りを台無しにしないための配慮です。また、タバコのにおいや煙は苦手な人には本当につらいものです。吸うときには、必ず同じテーブルの人に吸ってもいいか断ってからにしましょう。もちろん、他のテーブルの人にもなるべく煙が流れていかないように気をつけるなどの配慮をしましょう。
料理は主賓が手をつけてから食べる
主賓が決まっている場合は、出された料理は主賓が手をつけてから食べるようにします。そして、ナプキンを手に取り、膝の上に置くのも、やはり主賓がそうしてからにしましょう。
食器類を落としてしまったときはウエイターを呼ぶ
食事中、うっかりナイフやフォークなどを落としてしまうときがあります。そのようなときは、慌てて自分で拾わず、ウエイターを呼んで新しいものと交換してもらいましょう。その際、大きな声を出してウエイターを呼ぶのはNG。場の雰囲気を壊してしまうので、そっと手を上げて合図するか、アイコンタクトで呼びましょう。
大声で話をしない。音を立てないのがマナー
食事中も、食事が終わってからも、他のテーブルのお客さんが不快に思うような大きな声で歓談するのはマナー違反です。場の雰囲気に合った音量で話すようにしましょう。そして食事中は、ナイフやフォークなどでカチャカチャ音を立てないこと。肉を切る際にナイフで皿をこすり、キーキーと音を立てるのもマナー違反です。他にやってしまいがちなのがスープをズズズと音をたてて飲むことですが、これはスプーンに口をつけたとき、吸いこむのではなくスプーンで口の中に流し込むようにして飲むことで回避できます。
※この記事は2013年09月22日に公開されたものです