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絶対やってはいけない洋食の食べ方「席は左側から立つ」「持参したハンカチは使わない」

文明開化の明治より、日本に入ってきた洋食文化。でも、正式なマナーを知っている人はどれぐらいいるのでしょうか?グローバルな時代、正しい洋食の食べ方を知っていることはとても大切。この機会に覚えましょう。

【間違いやすい海外テーブルマナー「フォークの背中には載せなくてもOK」】

フルコースとアラカルト

洋食には、フルコースとアラカルトの二種類の選択肢があります。簡単に説明すると、フルコースはオードブルからデザートまでが順番に出てくるコースのことで、アラカルトは単品で注文する料理のことです。フルコースの場合は順番を守らなくてはいけませんが、アラカルトならいきなりメインの肉料理をオーダーしてしまっても問題なし!その時のおなかのすき具合や、雰囲気に合わせてどちらにするか選びましょう。また、初めて行くお店ではどの料理がおいしいのかがよく分からないので、お店のおすすめのコース料理を頼んだほうが無難です。

席についてのルール

高級な雰囲気のお店では席につく際、ウエイターが椅子を引いてくれます。こういうときは、椅子の左側から椅子とテーブルの間に体を滑り込ませるようにしましょう。洋食の席では右側が目上の人になるので、こうして右側を避けるのです。席を立つときも、同様に左側から立つようにしましょう。お手洗いなどで中座するときは、ウエイターに「まだ食事中です」と知らせるため、お皿の上でナイフとフォークをハの字にしておきましょう。食べ終わっている場合は、ナイフとフォークを縦に並べておきます。

持参したハンカチは使わない

お店の真っ白に洗いあげられたナプキンを汚すのが申し訳なくて、持参した自分のハンカチで口をぬぐう。一見思いやりのある行為ですが、これはマナー違反です。「このお店のナプキンは汚くて使えません」と言っているのと同じことになってしまうのです。ナプキンは手や口の汚れを拭くために備えてあるのですから、遠慮せず使いましょう。汚れた部分がまわりに見えないよう、折り返した裏側を使って口をぬぐうといいでしょう。

※この記事は2013年09月22日に公開されたものです

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